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ワールドトレードセンター
引用元URL:http://www.ohmynews.co.jp/News.aspx?news_id=0000000002650
No1の在り方とは・・?
H嶋S次
2006-10-25 12:50
映画「ワールド・トレード・センター」
誰の記憶にも残っている、あの忌わしい事件をモチーフにした映画である。
世界の終わりとも言える”あの出来事”。
開いた口が塞がらない。ブラウン管から見て取れる映像に固唾も呑めない。世界が震撼し、世界が驚嘆し、世界が崩れた、”あの出来事。
人は”あの日”の出来事をどう捉えているのだろうか?「忘れたい!」という消去法なのか?
「二度と起きて欲しくない!」という切望か?
「平和を願う気持ちの結集!」という叡智か?
少なくともこれらは全て適当としている。
言葉を変えれば、これらしか答えはない。
それが人間というものであり、過去から学ぶことこそ、人が生きる糧にもなる。
そう、それが流れであり続けたいと私も願う。
アメリカという国は、ただでは死なない。
語弊があるが、”ただ”では終らない性格がある。
ワールドトレードセンターの跡地には、世界一のタワーの構築案がもう既に可決されている。
あのような忌わしい惨事があったにも関わらず、尚、その上を目指すものを作ろうとしている。
追悼のメモリアルを立てようとは決してしない。
それを大々的に掲げたプランを考えようともしない。
あの日から5年しか経過していないのに、映画となる。
商業的な匂いと、アメリカの根強い”商魂””闘魂”が垣間見えている。
アメリカの人もそこまで商売っ気は高くありませんよ。