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カリフォルニアでCO2排出削減

引用元URL:http://www.ohmynews.co.jp/News.aspx?news_id=000000001903

米国初! 他州も追随か?
記者名 K脇 H之
2006-09-29 23:46

 米カリフォルニア州のアーノルド・シュワルツェネッガー州知事は、9月27日、州内主要産業に対し、温室効果ガスの排出量に上限を設ける全米初の法案に署名した。

 米国内では、各州レベルで温暖化防止のための独自の規制を設定する傾向が加速化しており、温暖化防止を目指す京都議定書の批准を拒否するなど、温暖化対策に消極的なブッシュ政権に圧力となる可能性もある。

 そもそも、二酸化炭素などの温室効果ガスを削減するたには、最大の排出国である米国の批准が絶対条件であったが、批准とならなかった経緯に対し、米国内各州から批判の声が上がっていた。

 それだけに、今回の法案決定は、他の各州の温暖化防止の流れを加速させる効果も期待できるため、もともと積極的な欧州各国からは歓迎の声も上がっており、今後の合衆国政府の対応にも大きな影響を与えそうだ。

【画像省略】
温室効果ガスの削減を義務付ける法案に署名するカリフォルニア州のシュワルツェネッガー知事。温暖化対策に消極的なブッシュ政権と一線を画し、米国内の州で初めて削減法を制定した(27日、サンフランシスコ) 【AFP=時事】

※引用文中【画像省略】は筆者が附記
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この記事についたコメントは2件。

2 Yan 10/01 23:46
それ以前に
「人類が人工的に排出している二酸化炭素は、温暖化に殆ど影響していない」
という事実に目をつぶっていることが怖いです。

もっとも省エネの恩恵は大きいし、公害問題にも同時に対応されるので活動自体は賛成です。
1 いちろー 09/30 12:37
カリフォルニアはこういうことには本当に熱狂的にやりますね
ある意味狂信的というか・・・

自動車会社に自動車の二酸化炭素のせいで余計なお金がかかったとか裁判を起こしてとんでもない方向にすぐ走ってしまうのが怖すぎますけど。

とりあえず以下。

真鍋さんの受賞理由について、ノーベル賞の選考委員会は「現代の気候の研究の基礎となった」としています。
(中略)
真鍋さんの功績として「力学を通じて地球の気候を研究し、初めて信頼性のある予測を出した。二酸化炭素が2倍になれば表面温度が2度上がると予測した」と説明しました。

大気中の二酸化炭素濃度の経年変化は以下。

 温室効果ガス世界資料センター(WDCGG)の解析による2019年の世界の平均濃度は、前年と比べて2.6ppm増えて410.5ppmとなっています。
 工業化(1750年)以前の平均的な値とされる278ppmと比べて、48%増加しています。
(ppmは大気中の分子100万個中にある対象物質の個数を表す単位です。)

IPCCの報告では「人類による大気中への温室効果ガス(二酸化炭素)の放出が地球温暖化の原因」と断定しています。

原文はかなり読みづらいのでおすすめはしませんが、レポートをざっと読むかぎりでは人類の活動(産業革命以降の活動)が地球温暖化の主な原因と言わざるをえません。わたしはこれには懐疑的だったのですが、考えをあらためないといけないようです。

COP26では米国も中国も後ろ向きなようですが。