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お勧めの日記ソフト

引用元URL:http://www.ohmynews.co.jp/News.aspx?news_id=000000003256

パソコン派ならこれが1番
H田 Y和
2006-11-24 06:41

 あなたは日記をつけていますか。その習慣がある人は、現在手書きだという人は少ないのではないだろうか。

【画像省略】
自分の過去の手書きの日記のラストページに空の画像を重ねてこれからの日記のイメージを表現しました
撮影者:H田Y和

 このオーマイニュースもパソコンで見ておられるわけだし、毎日の日記はキーボードをタイピングしてパソコン上でつけている人が現在は主流なのではないか。手書きの日記とパソコンでの日記はどんな違いがあるだろうか。

 手書きの場合は直筆なのでその時々の感情のブレが微妙に文字に反映されると思う。手に持ってみる手書きの日記帳には温かみがある。その点キーボードで打ち込んだ文字はクールで常に一定のフォントである。自分の書く字にあまり自信がない人にはこちらがいいかも知れない。

 保存の信頼性という点で見ると現時点では紙に直接書いた日記の方に軍配が上がるだろう。ハードディスクに保存された記録はあまり安定感がない。モーターで超高速回転して書き込まれたものはどこか危うげである。いずれ壊れるハードディスクに替わる、動作を伴わない記録媒体は現れないものだろうか。

 フラッシュメモリーコンピューターというのもちらほらと聞くが、ハードディスクの完成度には程遠い。5年分くらいの日記データを一瞬で真っ白にしてしまった人のそのときの喪失感というものは大変なものだろう。大事な人生のインデックスをなくしてしまったのだから。

 もちろん紙の日記も火事になれば灰になる。しかし、確率的にはハードディスクが壊れる方が圧倒的に多い。バックアップの必要がない紙のほうが良いと言えるが、定期的に印刷したりCDにコピーをしたりして対処している堅実な方も多いと思う。

 パソコン日記のいい面に目を向けると、検索機能の便利さが挙げられる。自分の日記はパソコン日記の方が日記帳の記録全体の何分の1もないのだが、過去のあのときの出来事はいつだったか調べるときにパソコンに記録した日記はそのキーワードを打ち込むだけで一瞬にして分かる。

 これに比べて紙の日記は何冊かページをくって時間をかけて調べてみても結局分からずじまいということが往々にしてある。手書きの日記ではこれをデーター化しようにも下手な字を読み取るソフトがまだない。

 例えば、現在重要な病を抱えているとする。その最初の兆候はいつだったか調べようと、「めまい」と打ち込んでみる。すると、めまいがした日付の日記データーが瞬間的に何列もずらりと出てくる。これは圧倒的なパソコン日記の機能性である。

 こうして比べてみるとパソコンに書く日記がやはり便利この上ないのでこれからも紙の日記には自分は戻ることはないだろう。

 ちなみに、自分がパソコン日記に変えたきっかけはある年から同じ日記帳が市場に出なくなったことだった。その時はその日記に1カ月分の余裕があったので翌年の1月15日までそのまま書いていたが、ふとパソコンに書いてみようと思いつき、ネットで色々調べた。有料ソフトでは何種類も試すことが出来ないので、フリーのソフトをいくつもダウンロードして試してみた。その結果1番いい日記ソフトではないかと思い、現在まで使用しているのが「三年間表示日記帳」だ。

 その名の通り日記画面で3年分のその日の記述が表示される。例えば「2006/11/23」に書くとすると「2005/11/23」と「2004/11/23」の日記が表示される。文中で述べた検索機能ももちろん備わっている。非常に多機能な日記ソフトで、画像登録や音声記録、音声読み上げ、天気マーク記録、1カ月間の気温グラフ、天気マーク表示、備忘録の管理など多数の機能が盛り込まれている。私もほんの一部の機能しか使っていないが、フリーのソフトというのが信じられないくらいいいソフトだ。

 このサイトからダウンロードできる。

オーマイニュース(日本版)より

※記事中リンクのドメインは期限切れです。


この記事についたコメントは4件。

4 yosi 05/15 10:55
半年遅れのコメント
F-Taroさん本当に半年遅れのコメントのお礼なんて失礼ですが、
過去記事を見直していて遅ればせながらありがとうございました。

3 F-Taro 11/26 09:49
欧米では、かつて書いた日記を見て、自分の伝記を書くのが老後の楽しみの一つなんですよね。

ある日、おばあちゃんが「PCの調子がおかしい」と、修理を依頼してきたので、調べると、おばあちゃんの日記と伝記でディスクが満杯になっていた、という友人の話も聞きました。

そして、日記を書きながら、旧知の友人たちに電話やメールをして「私、いま、自分の伝記を書いているんだけど、あのときはどうだったかしら?」と、話に華を咲かせる、というわけです。

歴史を大切にする、ってのこは、要するにこういうことなのじゃないか?と、あらためて思うし、そのための日記の重要さ、ってのも、再認識されていいと思います。

2 yosi 11/25 23:30
P.P.Y.(V型)(qwrert2) さん一言ありがとうございます。おっしゃるとうり最初の一文は後で書き直した部分でした。調子がちょっと違いますね。実はこの文は「パソコン上の日記」としてニュースの種として掲載されたものです。
(http://www.ohmynews.co.jp/News.aspx?news_id=000000003211)
編集中の「パソコン上の日記」の文章の1部分を直し使っているソフトの部分を付け足して同じタイトルで再投稿したものでした。なぜか両方とも掲載されてしまったんですが、あなたがこの文に対して持たれた感想は全て当たっています。文章に対して鋭い方だと思います。

1 p.p.y.v. 11/25 21:09
パソコンで日記をつければ後から探すのも簡単ですね。私のようにとんでもない乱筆でも、同じ字で記録されますし。
ただ、おっしゃるとおり手書きには字にイメージがあります。怒っていれば殴り書きになったり、喜んでいればきれいな字になったりと、そのときの感情がとても良く現れるのが手書きの価値だと思います。
自分に合う書き方を探したいものですね。

文章に対して申し上げますと、最初の一文だけほかの文と文体が異なり、少し浮いています。それから、話の核心「日記ソフト」までたどり着くまでが長く、レビューが少ないかなと思いました。


意図せず改稿前の投稿まで掲載されたというのはおそらく編集部のミスかな。別々の編集部員さんが担当していたのかもしれませんね。

自分史を自費出版するという「趣味」は昔からちょこちょこ聞きますし、たぶん今もひっそり続いていると思います。新聞はとらなくなって久しいので現在はどうなのかはわかりませんが、紙面下にたまに「自分史を出版しませんか?」みたいな広告が出ていた記憶があります。

それこそnoteで毎日記事を書いている方とか、X(旧ツイッター)で頻繁につぶやく人、インスタやTikTokで気に入ったいろいろを投稿している人はそれが日記の代わりになっているのではないでしょうか。10年くらい経って懐かしいと思い出にふけるか、顔を真っ赤にして黒歴史に消え入りたくなるかは人それぞれでしょうが。

捨てアカで好き勝手喚き散らして自分が不利になったらアカ消し逃亡する人には歴史がありませんが、魚拓などを取られて20年後になってもずっと晒され続ける場合もあります。おおこわいwww