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米国の高校生の間で“トリプルC”がはやる

引用元URL:http://www.ohmynews.co.jp/News.aspx?news_id=000000002436

風邪薬で幻覚症状
有馬洋行
2006-10-17 08:12

 米国の一部の高校生の間で、風邪薬を大量に服用して恍惚状態にひたることが流行しているという。しかし、風邪薬の飲みすぎは、吐き気、嘔吐などの症状を引き起こし、時には一命を落としかねない危険な遊びであることには間違いない。実際米国各地の高校生が、服用後気分が悪くなり、病院に搬送され、手当てを受けるケースが起きている。

 米カリフォルニア州エルドラドのユニオン・マイン高校で10月10日、生徒7人が風邪薬の飲みすぎで、病院で手当てを受ける騒ぎになった。

 学校に薬を持ってきたのは、16歳の女子高生で、市販されている風邪薬3箱を持ち込んだ。この風邪薬は若者の間で特に人気がある商品で、成分として覚せい剤のデキストロアンフェタミンを含んでいる。その商品名の頭文字やパッケージのデザインなどから、生徒たちの間で、“トリプルC”と呼ばれている。

 この生徒を含む7人が、休憩時間中に学校のトイレでこの風邪薬を飲んだ。その後、一部の生徒が吐き気、嘔吐の症状を呈し、病院に運ばれた。

 風邪薬は大量服用よって、嘔吐のほか、幻覚症状を作り出すことが知られており、高揚とした気分になるという。学校側では、生徒を停学処分にすることを検討している。

 ウィスコンシン州のオーク・クリーク高校では9月14日、学校をさぼってアパートで“トリプルC”を飲んでいた9人の高校生が、病院に搬送された。大半が16歳で、各自が16~20錠の薬を飲んでいた。全員、救急室に運ばれたが、警官の調べに対し、方向感覚を失い、質問に満足に答えられないものもいた。

 ある高校生の父親は、当日救急室に運ばれた息子の様子について、呼吸が乱れ、目は赤くなり、突然涙が流れたりしていたと話した。しかも、息子は救急室で手当てを受けたことをほとんど覚えていなかったという。これに懲りて風邪薬に手を出さないことを期待すると、米メディアに話していた。

オーマイニュース(日本版)より

この記事についたコメントは2件。

2 dampty 10/19 21:54
日本でも昔から「コデイン」入りの咳止め薬の乱用がありますね。特に珍しくも無い内容の記事なのに、オーマイ編集部はどうして採用したのでしょうか?まあ、編集部の傾向からして何でも米国のネガティブキャンペーンになることならOKみたいなところがあるかもしれませんが。W


ちょうどよい記事があったので貼り付け。

上記記事中でも触れられていますがカフェインの過剰摂取は本当に危険なので、モンスターを一日に3本も4本も毎日飲んでいる人はやめたほうがよいと思います。NYPDで飲まれている泥のようなコーヒーを1日2杯くらいでガマンしましょう。