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【映画】ラブストーリーの季節、秋が帰ってきた

引用元URL:http://www.ohmynews.co.jp/LookKorea.aspx?news_id=000000002756

イ・ジュンモク
2006-10-30 08:52

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『秋へ』
撮影者:ⓒ ヨンファセサン

 あたたかい物語が恋しくなるロマンの季節、秋。ムード溢れるラブストーリーが観客をにぎわしている。

 旧盆を過ぎた秋口からブロックバスター作品が公開される年末まで、映画界は比較的暇な時期とされてきたが、ここ2,3年の間は韓国映画が勢いづき、そんな伝統が昔話になった。

 とくにここ数年間、『私の頭の中の消しゴム』『わが人生で最も美しい一週間』『君は僕の運命』 など、こと秋にかけて骨太なヒット作が公開され、韓国映画盛況のけん引役を担ってきた。

 今年も、イ・ナヨン、カン・ドンウォン主演の 『私たちの幸せな時間』 が全国で観客動員数300万を突破、旧盆までロングランヒットを飛ばし、秋の恋愛映画興行不敗の公式を、いま一度立証した。冬の到来をひかえ、第3四半期の韓国映画市場には『私たちの幸福な時間』 に続くヒットを狙う錚々たる恋愛映画が目白押しだ。

 最初に公開された作品は、キム・デスン監督の新作 『秋へ』 (26日封切)。ユ・ジテ、キム・ジス、オム・ジウォンが主役を演じるこの作品は、第11回釜山国際映画祭のオープニング作品に選ばれ、観客の好評を受けた。

 90年代韓国現代史の悲劇的実話のうちのひとつであるサムプンデパートの崩壊事故をモチーフに、喪失の苦痛にさいなまれた男女が旅を通じて過去の傷を克服してゆく過程を、静かで叙情的なロード・ムービーの形で描いた作品。

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『愛なんかいらない』
撮影者:ⓒsidus FNH

 ‘国民的妹’ムン・グニョンの大人の女優としてのデビュー作といえる『愛なんかいらない』(11月9日封切り)も、下半期韓国映画期待作中のひとつ。広末涼子主演の日本のドラマ 『愛なんていらねえよ、夏』 (2002)をリメイクしたこの作品は、視覚障害者である大富豪の娘と、彼女の遺産を狙って近づいたホストの運命的な愛の話を描いている。

 『愛するときに話すこと』(11月30日封切り)は、90年代のヒットメーカーと呼ばれたハン・ソッキュウが 『8月のクリスマス』 以降、8年ぶりに恋愛映画に復帰した作品として注目を集める。

 愛することができない男と愛することを拒否する女、体は大人でも恋愛には不器用な大人の男女の感情変化を描いた新鋭ピョン・スンオク監督のデビュー作だ。最近、忠武路(チュンムロ/韓国映画の中心地)の新「恋愛ドラマの女王」として注目されるキム・ジスは、『ロマンス』、『秋へ』 につづき、今年だけでも3本の恋愛映画でヒロインを演じている。

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『あの年の夏』
撮影者:ⓒkmculture

 韓流スター、イ・ビョンホンとスクリーンの新星スエが主演し話題の『あの年の夏』 (11月30日封切り)も、同時期に観客にお目見えする。

 純粋な都会の青年が田舎の娘と恋に落ちるが結ばれず、歳月が流れたのち、彼女との思い出を追うという純情漫画風のあらすじだ。 『品行ゼロ』 を演出したチョ・グンシク監督の次期作という点も注目を集めている。

 今年の恋愛映画は、どれも 追憶や郷愁のようなレトロ的なトレンドを取り入れた傾向が強い。また、登場人物が内的な変化や成熟を見せ、大人の成長ドラマのような感じを受けるのも特徴。ハン・ソッキュ、イ・ビョンホン、キム・ジス、ムン・グニョン、スエなど、一時お目にかかれなかったスター俳優の正統派の恋愛演技を鑑賞できるのも、もうひとつの楽しみだ。

オーマイニュース(日本版)より

※引用文中【画像省略】は筆者が附記


この記事についたコメントは1件。

1 焼鳥屋 10/30 19:57
もう韓流はおわったんだから、余計なもので日本のスクリーン使わんでください。それでも日本人にみせたいのなら安くDVDにしてコンビニででも売ればいいかと思います。


三豊百貨店崩落事件は最初にニュースで聞いた時何を言っているのか理解できませんでした。震度0で倒壊するデパートなんて聞いたことがありませんでしたので。

人災・天災に限らずこのような災害は突然降り掛かってきます。本当にこわいですね。

本当にこわいといえば、ついさっきこのような事実が明らかになりました。

1,600万円を超える寄付金が煙のように跡形もなく消え去っていますね。世の中には本当にこわいことが起こるものです。