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ホームレスパワーと復帰のための事業

引用元URL:http://www.ohmynews.co.jp/News.aspx?news_id=000000003319

難民やホームレスを独立させるための事業が各地で興っている。
U井 Y季
2006-11-21 23:16

見掛けの豊かさの反面、世界中に難民やホームレスがひしめいている。
その人口は政治家や行政にとっても無視できないものになっているらしい。
それと同時にユニークな発想による復帰あるいは救済支援システムが現れだした。
勿論勇気ある民間による冒険だ。
行政は世間から隠すことと排除することしか思い付かないらしいが、民間の意識は利害感覚を超えて実践的なアイディアを生み出せるようになったようだ。

イギリス発信による雑誌「THE BIG ISSUE」は、有限会社による出版社から出ている若者をターゲットにした雑誌で、小売りをホームレスの立ち売りに限定した販売システムで売り出された。広告も厳選されていて記事の内容も世間にはばからないドキュメントや鋭いニュースの記事で、マスコミでは見ることのできない真相そして深層を売り物にしている。

バングラデシュ発信による立ち直るための融資システムは、多くの人の独立を助けた。
担保なしで小口の元手を貸し出したグラミン銀行と最初の実践者で発案者のムハンマド・ユヌスがノーベル賞まで取ったほどの急成長をみせた。
又、地位のない無名の人がノーベル賞に選ばれること自体におどろき、時代が変わってきていることを実感さてくれた面白い変化だった。

ケニア発信によるムリ・チルドレンズ・ファミリーという組織は、自力で起こした運送会社を手放して、ムリ夫婦が1989年ストリートチルドレン達と共同生活を始めたところから始まった。資材を投げ出し子供達と共に自主運営の共同家族生活を実現し、今では学校と農場と建築などの生産施設を整え自給自足体制に挑戦しているという。卒業生を中心とする運営組織も充実して、あらゆる個性の子供達が生きていくための手段と生き甲斐を体験できる場となっているようだ。
700人近くの子供達を常時受け入れて高校大学へ送り出し、あるいは技術の習得を目指す。
すでに4000人の孤児と家族として暮らしてきたという。それでも後を絶たない孤児達は140万人にのぼるという。彼らたちムリ・チルドレンズ・ファミリーにもノーベルの賞金をあげられれば、有効につかってもらえるのにと思う。

それにしても都会の表面を覆って、豊かさを吸い取っているのはどこのどいつなのだ。
搾取の実態が見えるのは氷山の一角に居る政治家と経営者たちだけで、その全体像は上手に隠されていて見えない。腹が立つ前に、実に緻密なテクニックだと感心してしまう。

今、日本で簡単に体感できるのは、雑誌THE BIG ISSUEを買ってみることだ。
都会の駅前などで立ち売りしているから、200円で信用できる情報に触れてみて欲しい。
A4フルカラー30ページの軽い中に詰まっている、媚や嘘や誘惑のない透明な記事が魅力だ。
広告ですら信用して読め、口コミで世界に広まっている雑誌でもある。何故かNPOではなく有限会社という所もニクイ!読者が投稿できるページも多く参加意識が芽生える。
地に付いた生活・政治・経済・芸術・生き方・報道されない地に付いた現実が手に入る。
ボランティアでないボランティア・共生社会の一端を一度は読んでみて欲しい。

オーマイニュース(日本版)より

The Big Issue Japan ビッグイシュー日本(Xの公式アカウント)

『ビッグイシュー』の宣伝記事、と判断されての「ニュースのたね」行きかな。同誌の内容には触れませんが、創刊当初の目的を維持したまま現在でも活動を続けておられることには賛辞をおくります。1人で30年以上続けるのも大変でしょうが、多くの賛同者がバトンをわたしながら活動を続けてこられるほうがもっと苦労も多かったのではないでしょうか。

あと、まっとうな手段でお金を稼ぐことは悪ではありませんよ?www

わたしらの世代はそういう教育を受けてきたので(削除)

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