大人は簡単に自殺するな
引用元URL：http://www.ohmynews.co.jp/News.aspx?news_id=000000003163
困難生き抜く姿こそ子どもたちに見せるべきだ
Ｙ山 Ｊ一郎
2006-11-20 08:14
【画像省略】
まずは大人が強く生きよう（写真はイメージ）
わたしが少年だった時代は、困難辛苦の環境にあっても大人はあまり自殺しませんでした。社会的に相当な悪いことをして、世間様に顔向けできないような状況においても、家族を引き連れて、夜逃げなどして生き続けたものです。
とにかく、当時はどういう訳か、自殺という方法が頭に浮かばなかったようです。社会的に認めてはもらえなかったのです。
現代社会では、ニュース番組で自殺の報道をしない日がないくらい、これでもか、これでもかという具合に、自殺の報道をしています。余計なことだと思いますが、自殺の方法も解説しています。自殺という方法は「リスクを解決する簡便な方法の一つである」ことが社会的に定着しつつあるようです。自殺という方法が、正式に、社会的に認められた感がします。これは不健全な風潮です。
「社会に出ればいろいろ厳しい試練があるが、人間は強く生きなければならない」と、生きることを子ども達に教える立場にある校長ですら、少なくない数が、悩みを抱いている子どもたちを後に残して自殺を選択しています。その姿を見て、「死にたいのは僕たちの方だ。自分だけ死んでずるい」と思う子どももいるでしょう。
大人は簡単に自殺してはいけないのです。そもそも、いのちというものは、自分１人のものではない。大人と子どもの違いを、大人は子どもに示すべきです。
※引用文中【画像省略】は筆者が附記
この記事についたコメントは１件。
1 Ｔ橋Ａ哉： 11/20 10:37
自殺は美徳あるという風潮になるなら、嫌ですね。
そうならない為にも、この記事は価値が有ります。
自殺が良いか悪いかの二択ならば「悪い」のです。
http://www.ohmynews.co.jp/omn/News.aspx?news_id=000000002780
編集部の記者が書いたこの記事が発端ですよね。
私も反論コメントしてました。
http://www.ohmynews.co.jp/omn/HotIssue.aspx?news_id=000000002807
で、記者は記事で反論してらっしゃる点でも偉いと感じます。
ただ、「自殺スィッチが入った人に頑張れ」と言うのは賛成しかねると思い、議論には加わりませんでした。
今回の記事は「自殺は駄目」とう方向に世論を導くという点で○です。
正しい事は誘導的な記事でも「有り」です。
第三段落が揚げ足取りの格好の的に見えますが、ここを掬う人は嫌いです。
嘘でも無理でもいいから、理想や奇麗事は必要と思います。
「自分だけ死んでずるい」と思うような時代は恐ろしいです。
「自殺をするのは駄目だ」と言われる方が健全と思います。
これと
これ
わたしのようなひねくれた人間の目から見ると綺麗事と写りますが、それでも綺麗事を言う人は社会には必要かな。日本共産党が綺麗事を言っても「おまえが言うな」なのである程度は身綺麗な人が言わないと聞いてさえもらえないとは思いますが。
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できるだけ自死を選択しないようになってくれれば良いと思います。