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パソコン上の日記

引用元URL:http://www.ohmynews.co.jp/News.aspx?news_id=000000003211

H田 Y和
2006-11-18 05:29

この文を読んでおられる方はパソコンを通して読んでおられるわけだから殆どの人が現在、日記をつける習慣のある人の毎日の日記はキーボードのボタンを叩いてのパソコン上での日記をつけておられると思う。
手書きの日記とパソコンでの日記はどんな違いがあるだろうか。
手書きの場合はまず直筆ということで日記を記したその時々の感情のブレというものが微妙に文字に反映されると思う。
その点キーボードで打ち込んだ文字は常に一定のフォントである。
自分の書く文字に余り自信がない人にはこちらが良いかも知れない。
保存の信頼性という点でいうと現在の時点では紙に直接書いた日記の方に軍配が上がるだろう。ハードディスクに保存された記録というのはあまり安定感がない。
モーターで超高速回転して書き込まれたものはどこか危うげである。
4,5年で壊れるハードディスクに替わる動作を伴わない良い記録媒体というものは現れないものだろうか?
フラッシュメモリーコンピューターというのもちらほらと聞くがハードディスクの完成度には程遠い。
5年分くらいの日記データを一瞬で真っ白にしてしまった人のそのときの喪失感というものは大変なものだろう。大事な人生のインデックスを無くしてしまったのだから。
もちろん紙の日記も火事になれば灰になる。
しかし、確率的にはハードディスクが壊れる方が圧倒的に多い。
バックアップの必要がない紙のほうが良いと言えるが、定期的に印刷や、CDへのコピー等して対処している堅実な方も多いと思う。
パソコン日記の良い面に目を向けると検索機能の便利さが上げられる。
自分の日記はパソコン日記の方が日記帳の記録全体の何分の一もないのだが、過去のあのときの出来事はいつだったか?調べるときにパソコンに記録した日記の分はそのキーワードを打ち込むだけで一瞬にして現れる。
これに比べて紙の日記では何冊かページを捲って時間をかけても結局分からずじまいということが往々にしてある。
手書きの日記ではこれをデーター化しようにも下手な字を読み取るソフトがまだない。
現在重要な病を抱えているとする、その一番初めの前兆はいつだったか、例えば「めまい」と打ち込んでみる。すると、めまいがした日付の日記データーが何列もずらーっと出てくる。
これは圧倒的なパソコン日記の機能性である。
こうして比べてみるとパソコンに書く日記というものがやはり便利この上ないのでこれからも紙の日記には自分は戻ることはないだろう

オーマイニュース(日本版)より

日記をつける習慣のない人でもX(旧ツイッター)やLINEをやっていたりしますし、何ならポケモンGOなどの位置情報を利用したアプリを使っているなら本人の自覚なく何月何日何時何分にはどこにいたという記録が残ります。こういうものも日記と呼んでよいなら、(スマホを使っている)ほとんどの人が後から過去の自分が何をしていたのか振り返ることができますね。

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