【第1回】初めまして、鳥越俊太郎です
引用元URL:http://ohmynews.cocolog-nifty.com/blog/2006/08/post_5dbf.html
鳥越俊太郎のOhmyNews編集長ブログ
【第1回】初めまして、鳥越俊太郎です 2006年8月14日(月)配信
音声ファイルより
初めまして。
8月28日に創刊する市民参加型インターネット新聞オーマイニュースの編集長に、そうですね、5月ぐらいに就任した鳥越俊太郎です。私はこれまで、えー、報道、ニュースの報道の世界で、そうですね、大体41年ぐらい生きてきました。えー、最初は新聞記者として24年半、その次はテレビ、で、十ー、もう7年ぐらいですかね。その間(かん)にも、週刊誌の記者や週刊誌の編集長もやってます。それからラジオも結構してます。ま、そういう意味では、既存のメディア、情報を伝えるメディアのほとんど全部経験してると言っていいと思います。
まぁ実は、日本ではですね、こう全部を経験してる人ってあんまり多くないんですよね。新聞記者は大体新聞記者で終わる、週刊誌の人は大体週刊誌で終わる、テレビの人も大体テレビで終わると。私のように、新聞、週刊誌、テレビ、ラジオ、全部経験してるのは、まぁ珍しい存在だと、自分では思ってます。
で、今度は、市民参加型インターネット新聞、なんか難しいですね、オーマイニュースというのをね、えー、新しいメディアに私は加わることになったんで、ま、そういう意味で言うと私は、新しい世界が、こう目の前に広がっていると思ってます。新しい経験だと思ってます。
え、それはこれまでの、私が経験してきたメディアというのはですね、えー、新聞社だったり、出版社だったり、テレビ局だったり、つまり、巨大なメディアがですね、情報を、取材という形の情報収集を行なって、そしてそれをニュースという形に、えー、商品加工して、で、それを皆さんに伝える。で、皆さんはそれを読んだり聞いたり、えー、見たりするという、ま、そういうのがひと…(※言い直し)これまでのメディアの在り方だった訳ですけども、今ようやく日本でもですね、インターネットが普及して、えー、パソコンが普及して、インターネットがブロードバンド化、つまり大量の情報が、あのぅ、素早く送れるようになってきた。ということで、インターネットの新聞というものが可能になってきたんですね。で、まぁ、既にいくつか、ま、あの、インターネットの新聞という風に名乗っているものがありますけれども、えー、私たちの、これから8月に創刊するインターネット新聞は、えー、市民参加型と、しみ…市民、あなたが、市民みんなが記者だ、市民は誰でもが記者になれる、ということを正面から打ち出した、あの、新聞なんですね。
ま、そう言われると、あの、市民って誰だろうと思うかもしれませんけれども、実は、えー、皆さん一人一人いろんな仕事をしている、まぁそうですね、農業をしている、***(聞き取り不可)ひょっとしたら車の運転をしている、もしくは大学の先生かもしれない、医者かもしれない。ま、いろんな仕事をしている、女性も男性も含めて、そして子供から大人まで、そういう様々な、あー、存在をしている日本の人、それは、う、まぁ、日本にいるだけじゃなくて、海外に住んでいるかもしれない。ま、そういう人が、その、自分たちが経験したこと、自分の思っていること、自分が持っているニュースというものを、インターネットのオーマイニュースにどんどんこの、寄稿してみたら、そうすることによって新しい、えー、これまでの既存のメディアとは違う、うー、新聞、ネット新聞というものがですね、えー、私たちの目の前に広がってくる、そういう風に思います。これは非常に可能性が、あのー、限りなく広いと思います。
でも、その最大のポイントは、市民、つまりあなた方が参加していただくこと、皆さんが参加していただくことが、このインターネット新聞オーマイニュースが成功するかどうかのカギだと思ってます。ぜひ皆さん参加して下さい。
(女性のアナウンス)オーマイニュースのホームページアドレスは http://www.ohmynews.co.jp/ です。アクセスをお待ちしています。
日本版オーマイニュース関連なのでこれにも感想文を書きます。原稿を読まず自分の言葉で語りかける鳥越編集長は素晴らしいと思います。