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吾輩は猫ではない
家に慣れてきてから、猫が人間まで毛づくろいしてくれるようになりました。
でも、人間はお礼に猫を舐めてあげることができません。
そこで、人間は考えた。
考えた結果、ねこじゃすりにたどり着いた。
ねこじゃすりは安くない。
だけど、猫に恩返しがしたくて、買いました。
やっと猫にお礼ができると、人間はうきうきとねこじゃすりで猫を撫でました。
猫はさぞかしとろけるような顔をしてくれるだろう…と思った瞬間、かじられました。
うちの猫は、猫ではなかったのです。
ねこじゃすりは猫の物だ、吾輩は猫ではないと言わんばかりの拒絶反応。
人間の友だちの家のノルウェージャンフォレストキャットもねこじゃすりは好きでないらしい。
ノルウェージャンフォレストキャットは猫じゃないのかもしれない。
…ねこじゃすりをどうしようか。
人間はねこじゃすりの新たな使い道を探す旅に出た。
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