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はじめの生い立ち28:シリーズ最終回

約15年勤務した会社ですが、今までにお話をした様な経緯により退社し、平成27年4月21日、前橋市千代田町を拠点として箏曲家としての活動を開始いたしました。

この時からの、私の軸は2つあります。
「日本文化を身近に感じていただく」
「前橋のまちなかを元気にする」
です。

前者に関しては、「日本の音を、あなたのそばに」という、私の活動のテーマで表現しております。

とかく「敷居が高い」「お金がかかりそう」といったイメージを覆し、「あそこに教室があるよね、ちょっと覗いてみようか」といった感じで、気軽におことやお三味線に触れて欲しいんです。

ですので、みなさんが目に付くまちなかにお稽古場を設けました。
また、ネットなどで検索すれば情報が見つかるようにもしております。

「興味があるけど、どこでだれがやっているのかわからない」「どれくらいお金がかかるのか心配」
そういった心配や疑問を払拭したく、かかるお金を事前に明確にしております。

そして、もう一つの「前橋のまちなかを元気にしたい!」ということですが、前橋のまちなかのためにできることとが、自分の拠点をまちなかである千代田町に設けることです。

シャッターが閉まっていた建物のシャッターが開き、灯りがともりました。そこに人の出入りがあり、お箏やお三味線の音がしております。それが、まず私ができる、まちなかの活性化です。

その後、「前橋市中心商店街協同組合」の広報委員を仰せつかったり、「前橋まちなかチャンネル」や「朔太郎あじさいフェスティバル」などの副実行委員長などもさせていただいております。

前橋のまちなかでの「開軒」は、その様に2つの想いを具現化したもので、私の活動の2つの柱となっております。

さて、「生い立ちシリーズ」は、ここまでとさせていただきます。ここまでお付き合いをいただきまして、ありがとうございました。

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