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多様なジャンルで読み聞かせ

私には1歳になる娘がいます。初めての子で、未だに戸惑いや手探り感も多いです。私より娘と過ごす時間が圧倒的に多い妻には感謝です💧

今年に入ってから私なりに試していることがあります。仕事終わりの帰宅後や休日など、極力毎日行うのですが…

はい、読み聞かせになります。

「そんなのほとんどの親がやってるよ」ってなりますよね(*_*) ただ、私の場合

絵本に限らず、小学生から高校生、大人まで読むような本も朗読して聞かせています。

子どもがぐずったり本を嫌がるような素振りが見られたら、すぐ中止→あやします。

普通は赤ちゃんや幼児には絵本だけを読み聞かせますよね。もちろんこの先2歳、3歳、4歳と成長していくにつれ、絵本や子どもの好きな本の割合は増えていきます。

でも妻が妊娠して、自分も親になることを想像すると「そもそも赤ちゃんが言葉を覚える仕組みって…?」と時々考えるようになりました。

気になって自分なりに調べてみました。やっぱり親とのコミュニケーションや語りかけなど、基本的に赤ちゃんにはリスニングをしてもらう形になりますよね。

でもそこで思ったのです。

言葉を聞かせるのに、必ずしも絵本だけに限らなくてもいいのでは?

ただ娘がイヤがっては元も子もありません。状況を見て、絵本以外の大人が読む様々なジャンルの本も聞かせるようになりました。

状況、と言うのは娘がボーッとしていたり、うとうとしてたりと「今なら絵本以外の本でも聞かせられそう」と思える状況です。

実際に読んでいるジャンルですが、エッセイ、小説、ビジネス本、歴史の本など本当にバラバラです。念のためかなり暴力的だったり刺激的な表現が多い本は避けたり、その部分だけ読み飛ばしたりします。

絵本から大人が読む本に至るまで、可能な限り言葉のシャワーを浴びてもらうのです。

赤ちゃん相手に大人が読むような本を読み聞かせして意味があるのか?脳科学者でも、耳や言語の専門家でもない、ただの新米父親の私は少し考えました。

調べるうち、人間の生の声を聞くことに意味があるのではないか、と思うようになってきたのです。調べてみると脳科学の観点からも「テレビやスマホの音では読み聞かせにはならない」との意見はよく目にしました。

そしてもう1つ興味深い記事を見かけました。フランスに音響心理学者、言語学者でもあるアルフレッド・トマティスという方がいます(現在は亡くなられています)。その研究結果の記事から一部引用します。

脳内エネルギーの90%は音からきます。トマティス理論の中に「耳は脳にエネルギーを調達している」というのがあります。驚くべきことに、耳の器官の一部が脳にエネルギーを送る発電機の働きをしているようです。(トマティス博士の発見)脳は脳内エネルギーの90%を耳から調達し、血液等からは残りの10%を調達しているにすぎないそうです。

確かに言葉の意味も大事ですが、

言葉という「音」を「生」で聞くことに意味があるのでは?

と思うようになったのです。とは言え娘はまだ1歳です。今後もしばらく読み聞かせを継続することが前提ですが、本当に意味があるのか判断するには時間が必要です。

成長していくにつれ、もしかしたら言語感覚や情緒面など、良い意味で何らかの影響があるかもしれません。もしくは何も変わらないかもしれません。もっと言えば私の自己満足で終わるかもしれません。

ただ、それでも1人の子どもに対して読み聞かせができる期間なんてほんの数年です。

最近は絵本以外の、例えば小説などでも普通に聞いてくれる日が増えました。それに娘のための読み聞かせなのに、実はたまに本の内容がおもしろくなり、私が楽しんでしまったこともあります(笑) 娘よすまない…😓

繰り返しになりますが、これが娘にとって意味があるのかどうか、それはわかりません。

ただ時間の限り、気力の限り、心を込めて今日も娘に聞いてもらいたいです☆




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