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世界で最も権威のあるコーヒーの品評会!COEって何?


梅雨ですね!毎日傘を無くしてます、エイジです!

今日は、スペシャルティコーヒー を語る上で外せないCOEについて話そうと思います!

コーヒー好きなら一度は見た事があると思います。
2017年、COE入賞農園! みたいな表記たまに見かけますよね。

ちょうど今頃から各国で行われていきます!

COEとは、カップオブエクセレンスの略で、世界で最も有名で権威があるコーヒーの品評会の事です。
1999年にブラジルから始まり、現在ではグアテマラ、エルサルバドル、ホンジュラス、コスタリカ、ニカラグア、メキシコ、ブルンジ、ルワンダ、コロンビア、ボリビア、ペルー、エチオピアの13の生産国で行われています!

ざっとですが、
COEの審査は、大きく分けて2段階あります。 

開催国内のエキスパートによる「国内審査」と、消費国の招待審査員による「国際審査」の2段階です。 


このどちらとも、「ブラインド」と呼ばれる、コーヒーの情報が伏せられた状態で行うのが大きな特徴です。 

評価はカッピング方式で行われます。 

国内審査で3回、国際審査で3回、合計6回の審査が行われるので、世界で最も評価の厳しい審査といえると思います。

評価される項目は「フレーバー」「後味」「酸味の質」「口に含んだ質感」「味のきれいさ」「甘さ」「バランス」「総合評価」の8項目で、8点満点でそれぞれ採点します。 

8点満点×8項目+基礎点36点=100点満点でスコアリングされ、最終的には20名前後の国際審査員の平均点でランキングされます。


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参照:株式会社シーアンドシー


開催時は80点で入賞でしたが、2021年現在の入賞基準は87点で、徐々に引き上げられて現在にいたります。 
ちなみに87点を取るには最低でも8項目のうち6項目で「6.5点(とても素晴らしい)」の点数を取らなければならないのですが、この点数のコーヒーは狙って作ろうとしても非常に難しいです。 

近年は生産者も生産量を少なくして、かなり高レベルな品質管理に取り組んでいます!


この厳しい入賞条件をクリアした豆がCOEに選ばれます。
そして、その豆はオークションにかけられて、世界各国のロースターが入札をしていきます。

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なんか、プロのオークションってドキドキしますよね、、
オークション形式にする事でより多くのお金が農園に入るようにしていく狙いがあります。

気になるのは、過去の最高落札額ですよね、、
2018年のコスタリカ一位を獲得したドン・カイート農園。
このお値段がなんと、1ポンドあたり、300ドル!!!

1ポンド=450gくらいですから、約1キロの生豆が7万円以上もします。
こちらは日本のコーヒー会社が共同落札されています。

1999年の第1回目のブラジルでの最高落札価格は1ポンドあたり約3ドルだったので、この20年間で、100倍も価格が上昇してますね。

去年、最高落札額を付けた、エチオピアのCOEが7月7日開催になります!

ちょっとでも興味がある方はまた、調べてみたら楽しいと思いますよ〜

では、また!

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