終わらない家

ギギギ…
また落選じゃ
くやしいのぅ
くやしいのぅ

ということで、ポラスの学生・建築デザインコンペに応募しました。
テーマは「終わらない家」。

終わ…らない…家、でしたっけ?
パッと思い付いたのはコルビュジエの無限成長美術館で、建物が成長しながら敷地の外側にはみ出していくのは面白そうだな。みたいなことも考えたんですが、何せ今春は自分の中で空前の園芸ブームが吹き荒れていたので、いやいや、そんなことより一から森を作ろう。成長した木を街中に植えれば無限成長の森になるじゃないか。ついでに建物が植物のように季節に合わせて動いたら便利だな。いいねソレ、そうしようよ。といった合議制(賛成1、反対0、棄権0)によって作られたプレゼンボードがこちら。

ちなみに植物を育て始めるきっかけになったのは神宮外苑の再開発報道でした。木を伐る人間がいるなら、植える人間もいないとな、という単純な理由で育て始めたらドハマりしてしまったわけです。「終わらない家」というテーマに対して、一から木を育てて森と共に成長するという単純な提案をしたのも、オリンピックのために法律を捻じ曲げた政治家、開発のために樹齢百年超の木を伐りたくて仕方のないディベロッパー、新国立競技場のザハ案に反対するために明治神宮の杜や景観論を持ち出したのにその後はダンマリの建築家や文化人類学者…そういった人たちに対しての異議申立てであったことを言い添えておきます。

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