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入浴剤があまりに美味しそうだから、食べられるヤツを作る!!!


どーも!!ヘアピンまみれと申します!


(ゴホン)




その大呼は惑星を包んだ。



はい、皆さん気づいてないかもしれないけど、突然叫びたくなるほどに、入浴剤って美味しそうなんです。



例えばコチラ、ご存知『バブ』!

これのヤバいのは、パッケージにフルーツが描いてあるってとこ!



ガチめなフルーツジュースくらい描いてある。

これは美味しそうと思わせにきてるとしか思えませんね。



小袋に入っているのも”小洒落た菓子感”がある!!!

開封するやいなや溢れる柑橘系の香り、うまそーー!!



では早速……

「いただきま〜〜〜











そう、入浴剤の唯一にして最大の欠点、それは「美味しそうなのに食べられない」こと。こんなの生殺し以外の何者でもありません。くっそ〜〜〜!!!

悔(く)…。





電球の素材がなかったので「パスタゆで卵」で代用しました。






…てか『食べられる入浴剤』って何????


ここで最大の謎、「バブはバブでも食べられるバブってなーんだ?」が出現してしまいました。

これを解決しないことには先に進めないので、テキトーに定義します↓


食べられることは勿論のこと、バブ最大のストロングポイント、「一緒にお風呂に入るとしゅわしゅわして楽しい」という点を考慮して定義としました。



作る


という事で材料の説明です。

•クエン酸(酸っぱいやつ)
•重曹
(膨らむやつ)
•砂糖
(甘いやつ)
•かき氷シロップ
(甘いやつ)
•食紅
(赤いやつ)

を買ってきました。


バブ的なしゅわしゅわする娯楽性が高いタイプの入浴剤は、クエン酸重曹だけあれば作れるみたいです。へー
また、どっちも食えるらしいので、コレらを「可食バブ」のベースとします。


んで砂糖シロップ、コレらはフツー入浴剤には入っていませんが、美味しく食べたいので動員します。食紅は浅はかさの表れです。


材料が揃ったというわけで、さっそく作っていきます!


まずはクエン酸を10g入れまして…

雪みたいですね


そこにシロップをガチのスズメの涙くらい入れます。見たことないけど。てかスズメは泣かないだろ。え?泣くの??


よく混ぜる。マジで。



そしたら重曹を入れます。

重曹はクエン酸よりも多い方がいいらしいので、2倍の20gにしました。


そして、味付けの砂糖と浅はかな食紅を入れて混ぜます。冗談じゃなく混ぜます。


満遍なく混ぜていくとだんだんとしっとりしてきます。一時期ゲーセンにあった砂場の砂くらいです。

これで材料は混ぜ終わり!!!



次はそれをに入れていきます。見てくれもバブに近づけるため、あらかじめ本家バブを計測してバブ形の型を作っておきました。



そうしたら混ぜた材料を型に注いで……


パン詰め※したら、しっかり押し固めて、しばらく乾かします。

※パンパンに詰めること



【30分後】

すっかり固まった様なので、型から出してお皿に盛り付けたら……



『可食バブ』、完成!

見た目はめっちゃバブっぽい!!すごい!!
しかもお皿に出したことで脳が食べ物だと認識している!!美味しそう!


湯に入れてしゅわしゅわするか確認する用として、同じ分量でもう一つ作りました。なんかバカでかい和三盆みたいですね。

あと理由は分かりませんが、型から出した直後からだんだんと平たくなっていってるので早めにやっちゃいたいと思います。



入水実験

はい!しゅわしゅわするか確認するため、水を張ったボウルを用意しました!!


ここに先程完成した『可食バブ』を投入します!!!
果たしてしゅわしゅわしてくれるのか…!



それでは投入まで……

3!  2!  1! 


ドボン!!


プツプツ……



シュワシュワシュワ〜〜



しゅわしゅわしてる〜〜〜〜!!!

これ完全にバブの振る舞いじゃないですか!!




残り湯

あぁ消えてしまった……

この儚さもバブっぽいなぁ…。とても趣がありますね、多分そのうち歳時期に載ります。春の季語です。



というわけで、これで可食バブの定義の1つ『しゅわしゅわする』をクリアしました!!!


食べる


よし、いよいよ食べます。


見てコレ。上品な和菓子みたいでしょ?こんなんで美味しくないワケないんすわ。マジで。

またレモンのシロップを入れたことで、本家バブほどではないにしろ良い香りがしています。すごい。


さあ!いよいよだ!『入浴剤を食べる』という私の小さな夢が今叶おうとしている!心が小さな夢なりに跳ねています。小さく。ノミみたいに。


果たして『可食バブ』の味はいかほどか?!





それでは……






いただきま〜〜〜〜〜〜す!!!


パクっ


ジャリジャリ……


……


……なにこれ、めっちゃくちゃ酸っぱ








え???ど、毒……???????


ちょっと信じられないくらい苦




「ボボボボボボボボボボ!!!!!!」




ふ……増えている……!!!!!!!!!




めちゃくちゃ苦いしなんか「増えている」…!!!!



んでとにかく苦い!!!苦い!!!んで増える!!!!








殺される……!!!




可食バブに殺される!!!!!!






え????そんなヤバいもん入れたっけ????!!




どれだったんだ………?!


「可食バブ」を『殺人バブ』にした”原因”は……!!










お前だろ

お前しかいないよ。他に苦いヤツなんていねぇもん。お前だよ。てかなんなんだ「膨らむ」というアビリティは。意味わからな過ぎるだろ。







ダメだ…得体が知れな過ぎる……本当に食べて大丈夫だったのか……??不安になってきた……




……






………










…………







体重1kgあたり……4.3g……











体重1kg
あたり……4.3g……か……

そうか……





























おしまい





おまけ



しゅわしゅわを確認した後の『残り湯』も飲んでみました。

※特殊な訓練を受けておりません。マネしないでください。

ズズズ……



ゲボマズい
表すなら『オランジーナの海水割り』といったところでしょうか。塩は入れてないはずなのにやたらしょっぱいのが謎すぎて怖かったです。海水飲むのが好きな人にはおすすめかもしれません。




救いは、救いはないのか?



以上、ヘアピンまみれでした!!では、またね〜〜〜


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