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顔面神経麻痺になった時の事④鍼治療について

※この記事は個人の感想であり、効果・効能を示すものではありません

顔面神経麻痺」または「ベル麻痺」について

私が発症したのは2016年末

当時インターネットで闘病歴を記録したブログや、つぶやきなどを読みあさり
いつ良くなるのかと、同じ境遇の人のかく文章を読むことで眠れぬ夜とても励まされました。

わたしの体験談も誰かの助けになればいいなーと思い記録をまとめています。今日は4回目

前回の記事はこちら↓

○顔面神経麻痺、ベル麻痺とは

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%99%E3%83%AB%E9%BA%BB%E7%97%BA

【鍼治療について】


顔面麻痺と診断された直後に知人が紹介してくれた
鍼灸師
メリディアンハウスはりきゅう レイナ先生

今回の記事を書くに至ってレイナ先生に色々アドバイスいただきました♡ありがとうございます♡


発症から10日後から鍼治療をスタートしてもらいました。

その時々の状態にあわせて鍼の太さを変えたり
とても親身になってくださって、ここから現在まで6年間ほぼ毎月、全身の鍼治療をお願いしています。

おかげで大きく体調が崩れる前に、小さなストレスや疲れを発見する事が出来る様になったので
ギリギリまで全力で働いてバタッと倒れる、という事が無くなりました。

ずっと寄り添ってくれてるレイナ先生には感謝しても仕切れません♡
ロックな内装のステキな鍼灸院は京王線笹塚駅近くにあります。
全身の定期的なケア超絶おすすめです。

鍼治療の経過と感想

私の鍼治療は、顔面マヒ発症から10日目から開始し
ました。

発症当初は感覚も左右で全く違い、マヒしている方は鍼をさされている感覚が全くありませんでしたが
ステロイド服薬と並行した定期的な鍼治療を続けていくうちに、
発症から14日目くらいからピークを超えた感があり
1ヶ月目位で鍼を刺す感覚がわかるようになったことを覚えています。
3ヶ月経つと日常生活で違和感がないくらいまでに回復しました。

鍼治療で麻痺が早く治ります!という感じではなくて
じわじわと麻痺がおさまっていく経過の中で
顔の左右の筋肉を意識して刺激する事
定期的に鍼治療してもらう事で客観的に不調な部分を発見して早めにケアしてもらえることで
疲れやストレスを溜めないことにつながっています。

ヘアメイク、美容師という仕事柄
ミリ単位でアイメイクを施したり、左右対称になるように髪を切ったりしている為
左右の細かいズレをすぐ見つけるのが得意です。


そのため一般の方よりも顔の筋肉ひとつひとつの小さなズレにもすぐに気づいてしまうのは職業病なので
自分の顔半分が動かなくなって、半分だけ筋肉が衰えてしまったら…
その結果どんなふうになってしまうのか、ずっと顔が歪んだままになってしまうのではないかと恐怖のなかで

麻痺して動かない顔の筋肉を鍼治療で刺激することが出来たのは
私の中ではとても大きな意味のある事でした。

自宅でやっていた表情筋マッサージやケアは次の回で詳しく書く予定ですが、
自分の手では届かない場所へアプローチ出来る鍼治療
気になった方はぜひ調べてみてください✨



⭐︎レイナ先生より⭐︎

症状が出ている顔だけではなく全身を診るのが特徴です。
治療開始までの早さが大事なのでできるだけ負担なく通えるように顔面神経麻痺に対してはメニューにない特別対応しています。

病院での治療(投薬など)と並行して鍼治療を受ける事が出来ます。

※ 顔面神経麻痺診療ガイドライン2023版において、鍼治療は弱く推奨、とされています。



参考文献【ベル麻痺/標準的神経治療ガイドライン】





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