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句集を読む

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句集を読み、収録句の中から印象に残った句を何句かpick upさせて頂いています。
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#永瀬十悟

句集を読む:『三日月湖』

『三日月湖』 永瀬十悟(ながせとおご) 2018コールサック社 著者は1953年須賀川市生まれ、本書は『橋朧―ふくしま記』に続く第2句集、全394句。 [章立て] 第一章 ひもろぎの村 第二章 三日月湖 第三章 更地の過去 第四章 ふくしまの四季 Ⅰ春告鳥 Ⅱ夏霞 Ⅲ秋珊瑚 Ⅳ冬青空 第五章 シャドウボクシング 第六章 沈む神殿 第七章 かなしみの星  まるで物語を読んでいるかのような句集。年代順ではない章立てで、各章ごとの小さい物語がさらに関連し合って大きい物語が作られ

句集を読む:『橋朧 ―ふくしま記』

『橋朧(はしおぼろ)―ふくしま記』 永瀬十悟(ながせとおご) 2013 コールサック社  著者は1953年須賀川市生まれ 「桔槹(きっこう)」同人  本書は第一句集:全408句 [章立て] 第一章 ふくしま 2011年春 (震災直後二ヶ月の句) 第二章 (震災後約2年間の句) Ⅰ 少年の日 2011年夏 Ⅱ 海に行かう 2011年秋 Ⅲ 松明(たいまつ)あかし 2011年冬 Ⅳ 木を描く 2012年春 Ⅴ 杳(はる)かな時間 2012年夏 Ⅵ 銀河濃し 2012年秋 Ⅶ 白