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noteを始めました
はじめまして。はいから東京のボーカルギターを務める齊藤隼之介です。
このたび、バンドの公式noteを作ってみました!今後、皆さんに楽しんでもらえるようなコンテンツをこのnoteでなるべくたくさん・なるべく高頻度で届けることができればと考えています。
まず今日は手始めにこのバンド「はいから東京」のバンド名についてお話してみようと思います。
みなさんは「はいから」あるいは「東京」という言葉を聞いてどんなイメージが頭に浮かぶでしょうか?はいからといえば、「はいからさんが通る」という漫画やそれを原作としたアニメがあったり、同名の曲(はいからがカタカナ表記)をハヌマーンが発表していたりしますよね。東京は地名であり、人によって「大都会」とか、「お洒落な街並み」とか「人がとにかく多い」とか、いろいろだと思います。
「はいから」はもともとは明治時代に生まれた言葉で、「西洋かぶれ」みたいな意味がありました。そこから時代を経て戦後初期くらいになると、元のネガティヴなイメージは薄れ、「はいからさん」と言えば明治時代や「大正ロマン」と言われるような、当時の最先端のお洒落な人というようなイメージになりました。
上の文章はウィキペディアの内容をなんとなく要約して、「へぇ~」と思いながら打ち込みました!まあでもなんとなくイメージ通り!
僕にとって「はいから」といえば、細野晴臣や大滝詠一がやっていたバンド「はっぴいえんど」です。「はいからはくち」というはっぴいえんどの楽曲に
僕ははいから 血塗れの空を玩ぶきみとこかこおらを飲んでいる
きみははいから 裳裾をからげ 賑やかな都市を飾る 女郎花
といった歌詞が登場します。「こかこおら」といえば確かに当時の「はいから」の象徴的なアイテムだったのかなぁと想像してみたりします。また、この楽曲を収録したアルバム「風街ろまん」は全編を通して、古き良き日本・東京の姿を描いていると言われています。そして、こうしたはっぴいえんどの楽曲たちは、くるりやサニーデイ・サービス、never young beachに星野源など、その後の数多くのバンドやミュージシャンに影響を与えたと言われています。そしてこれらのバンドやミュージシャンたちから僕は大きな影響を受けてきました。
僕は東京の練馬で生まれ育ち、今も練馬に住んでいます。23区内だし決して田舎というわけではないけれど、かといって地方の人が「東京」と聞いたときに思い描くような、きらびやかな大都会というわけでもなく、落ち着いた住宅街で、ちょっとした自然とちょっとした飲み屋街があるこの素朴な町こそが僕にとっての「東京」です。
1970年代のはっぴいえんどから続く系譜のなかで、2020年代の東京に生きる人間が鳴らすことのできる音楽はどんなものなのか。それが今の僕にとってのテーマであり、だからこそこのバンドには「はいから東京」という名前を付けました。
これから、はいから東京は音源やMVのリリース、そしてとっても楽しみなライブを控えています。この文章を通じて皆さんにとっても今後のはいから東京の活動がより楽しみなものになったらうれしいです。
それではまた、近いうちにnote更新したいと思います!読んでいただきありがとうございました!
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