メモ:2024安田記念

どうも、ishimotoです。日本ダービーでシンエンペラー激走&あわやサンライズアース3連複18万というショックで安田記念の記事が遅くなってしまいました。
枠順が出たということでそれを込みで今回もメモっていきます。

土曜日の馬場

普通にイン使えた。笑
ただ、夜の雨前の状態であってまったく使えない情報である。天気予報と日曜12時時点の雨の振り方を見ると、ここから掘り返されて荒れて行くことが確定したと覚悟を決めます。

各馬の評価

1 カテドラル
結果を出してきたのが、小回りで馬群に合わせて走る馬たちが消耗し外差し恩恵を受けた時のみ。雨が降って消耗馬場になりそうだとは言ってもそもそも実力が足りていないと思うので買わない。

2 ガイアフォース
2023のマイラーズカップ、安田記念、天皇賞・秋と芝で結果を出してきた馬。その後のチャレンジカップは秋天の超絶タイムにより疲労も見えて負けたがマイル/2000の1流馬と遜色ない走りを見せていた。この馬が向くのは良馬場の末脚が効き早い時計が出る馬場である。展開的には前受けする馬が消耗する際に豊富なスタミナを爆発させて後ろから抜きさる走り。高速決着馬場の場合はソウルラッシュより上であることを証明しているが、稍重であったりタフで前受けしてそのままゴールするソウルラッシュには位置の差で負けそう。

3 レッドモンレーヴ
東京の鬼。前走置いてきた忘れ物を取りに行こうという馬。前走、なんと上がり32.2、4F44.7(実際はもっと早い)で凄まじい豪脚を披露したが未だ内が使える馬場のおかげでういんマーベルに差し返されてしまった。また、過去のレースも前の馬が垂れていく中進路が開いた状態で一気の脚で勝ってきたことから、この馬はジャスティンカフェとまったく同じ馬であることがわかる。タフな馬場だと追走で消耗するため今回は悔しいが切らざるを得ない。

4 ジオグリフ
なぜ北村?という疑問。完全復活するとしたらここしかないという馬場、相手であるのに鞍上が不安。この馬はタフな馬場のときに物ともしないスタミナと操縦性が武器。厩舎コメントからも馬体が完全復活したそうで今回期待したい。展開的には前がゆっくり逃げる中かからないこの馬は追走も楽になるため位置を押し上げつつ最後の足で2,3着を狙いたい。

5 ナミュール
一番取捨に困る馬。極上の末脚を持っているが、スタートに難がありすぎるため前が苦しいような馬場で突っ込んでくる競馬である。逆にスタートが成功すると昨年の東京新聞杯みたく前受けして末脚用のスタミナで押し切ることもできるが、スタート出るかどうかは神のみぞ知るということ。今回はスローでタフ馬場適正のある馬が前で勝負している中突っ込んでくるのは難しいと思いいっそ切ってしまうか。

6 ドーブネ
タフ馬場でなら輝く馬。6番枠もゲットしスムーズにハナを目指せると思う。中山記念やポートアイランドステークスで見せたようにタフな馬場でスタミナを示して残す競馬が得意だが、1:33秒台が限界そう&今回はウインカーネリアンが競ることとパラレルヴィジョンあたりも位置の恩恵をもらいにきそうなためこの馬は落とされると予想したい。

7 ロマンチックウォリアー
現状、中距離界No.1クラスの馬がやってきました。化け物です。前走QE2世Cではプログノーシス→ロマウォリ→ノースブリッジの夢馬券を取れたかと思ったところを恐ろしい末脚で破壊された。許すまじ。香港ゴールドカップではヴォイッジバブルに差を縮ませずにゴール。この馬は追走スピードに関係なくゴールできる豊富なスタミナと、どの位置からも爆発させる末脚であることがわかっている。加えて日本での調整を見る限り香港で最強の馬を日本で走らせても最強そうなことがわかったのでシンプルにプログノーシスクラスと見ていいと感じた。

8 エアロロノア
必ず爆脚で追い込んでくるが、カテドラルと同様に馬場や前の馬が垂れる恩恵等サポートが必須な馬であり、ここでは完全に実力負けしてる判定で買えない。

9 パラレルヴィジョン
中距離で勝ちきれなかった時、当馬を激推ししていた筆者はかなり落ち込んでいたがまさかマイルで輝くとは思っていなかった。この馬の強みはタフな馬場でもしぶとく伸び続けるスタミナである。決して末脚があるタイプではないため、例年の良馬場東京マイルでは到底買えないが、雨によるタフバナの可能性が出てきた今年はもしかすると?があると思っている。鞍上ルメールだし。土曜日の状況を見てヒモに入れるか決めます。

10 ソウルラッシュ
前走は完璧な立回りだった。しかも休明けで余裕残しの状態だったらしい。2着のセリフォスに対し京都4角で膨らむ前に番手を取り切り伸びる芝を走って差を縮ませずに勝ったのは強い。だが、セリフォスが3番枠で折合い100%であったこともあり、マイラーズカップでは同着とみなしている。マイルCSでは他馬(特にセリフォス)がかかったりタフな馬場でスパート所もたない馬ばかりの中、タフ馬場得意な本馬が経済コースを割ってきた。今回内側に主張する馬がジオグリフ、ドーブネ、パラレルヴィジョンがいて、すぐ外側にウインカーネリアン、エルトンバローズもいるためスタート挟まれて中段ちょい後ろからになると予想。雨の影響で一気にG1獲得の可能性が出たジオグリフ、パラレルヴィジョンあたりが前目緩めで追うことを考えるとウインカーネリアン、ドーブネの2頭がハナで進む。この場合、ペースとしてはそれほど早くないためソウルラッシュに恩恵がでてきてセリフォスはかかって不発となる予想。

11 ウインカーネリアン
高松宮記念で2番手につけれるほどテンの速さがあり、かつ重馬場といえどG1の1200で追走負けもせず4着(離されたが)に残した馬。1600でも1:31秒台の逃げもこなせるし東京との相性も良さそうではあるが、去年の安田記念で一流どころとは離されてしまった。今年はセリフォス、ガイアフォース、レッドモンレーヴあたりが残っているが全て良馬場で強さを発揮するため当馬にもチャンスが出てきたのでは?と思う。しかも同じ逃げ馬はドーブネということで当馬の早さにはついて来れなさそうであることからも逃げ馬の中では買いたい方。

12 フィアスプライド
ヴィクトリアマイルでは完璧なコースを通って2着に残す素晴らしい競馬を見せた。乗り替わりではあるがなんと先行競馬が得意な坂井Jであることも踏まえると意外と今回も穴を開けてくれるのでは?と期待したい。ただ、超一流馬を除いてほとんどの馬はG1を中2週で挑む試練があるためパドックでの力強さをチェックしてから取捨選択するのがよいだろう(筆者はパドックをみても細かいことはわからないが、大幅な体重減やボテ腹とかはわかる)

13 ステラヴェローチェ
雨の申し子、バゴ産駒のエースです。長期休養前はサウジアラビアRC、神戸新聞杯とビッチャビチャの芝の伸びが異常だったのを見た人は重馬場では買わざるを得ないだろう。前走G2メンツとはいえ上位3着までがイン前残りかつ実力はG1級に唯一後ろから届いたことからまだ能力は高いと思うが。

14 コレペティトール
場違いなほど実力が足りていないため買えない。

15 ヴォイッジバブル
時計のかかる香港で1:33秒を出している実績馬。また、チャンピオンズマイルでは馬場適正の差はあるもののエルトンバローズに勝ち、衰えもあるがあのゴールデンシックスティを負かした馬である。ロマンチックウォリアーのコメントでは書かなかったが、高松宮記念を見るにスタートが決まる&馬場が重めであれば香港馬ってめちゃくちゃ強いと思うので、該当条件になればこの2頭から買おうと思う。

16 エルトンバローズ
タフな馬場、前が潰れる展開で残す、前残り馬場なら尚更残るというスタートも良くてスタミナもある馬である。マイルCS挑戦時は周りがボロボロと垂れていく中でしぶとく耐えて4着に残した。中山記念は中間まったく息の入らない展開で直線の足が残っていなかった(他の馬はさらにしんどかったが)超超スタミナ勝負だったため7着に残したのはむしろ評価してよいのでは?と思う。ただ、レッドモンレーヴは勝負にならなかったため全く追わないという選択肢の結果なので馬場が少しでも良かったら刺されてそうだった。この馬も土曜日の馬場状況から判断しないといけなくて、前が少しでも残る状態であったら軸にしてもよいかもしれない。


17 セリフォス
3歳NHKマイルカップで負けた因縁の相手と隣り合わせになったということで何かの運命を感じるのではないか(?)その後はマイルCSで勝負がついているがそもそも当馬は一瞬の切れ味で勝負をつけるのに対しダノンスコーピオンは長くある程度の出力を保った状態かつ進路に邪魔がない場合に結果が出る馬である。枠的にはどちらに対してもプラスで、馬場が悪くなるのであればしぶとく伸びるダノンスコーピオンを評価したくなる。

18 ダノンスコーピオン
成績が沈み込んでからずっと1400mが適正あると考えていてところの前走の4着は復活手前まできたか?と感じた。3歳時のNHKマイルカップは同じ枠順でスムーズに位置を取って若干荒れていた馬場を外から早め差し切りを演じた。ただ、当時はトウシンマカオが先行集団を連れて走り消耗させた結果なので、今回逃げ勢がゆっくりと逃げ切りを図る中でどこまで刺せるか?後ろからでも全てをひっくり返すレッドモンレーヴやセリフォスと比べると勝ち目があるようには見えないが。(セリフォスに当時勝ったということはあるがその後を成長を見るに今回は無理だと思う)

馬券候補

馬場状態を見てから馬券、馬を決めます。

①良馬場より
末脚モンスターたちから
2, 3, 5, 17

②重馬場より
7, 10, 13, 15
10は枠並び的に外から先行したい馬に被せられて厳しいのでは?と思う。いくら外から作るのが美味いモレイラでもウインカーネリアンのテンには負けると思うので、頭流しを想定。その中で恩恵を受けるとしたスタート決めた13もしくは15、10が抜け出せると予想すれば7に力負けすることが前提なので
1着 7.13.15
2着 7.10.13.15
3着 7.10.13.15
の3連単18点で勝負します。

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