Caceが届いた

Creepy NutsのNEWアルバム『Cace』が届いた。Amazonで購入。
迷いに迷った挙句、今作品も購入。

私はクリープ・ショー(2018年の作品)から生まれたファンなので、
最近の、"もう絶対追いつけなさそう"な彼らの活躍を見ると、
同時に自分の"変化のなさ"に向き合わざるを得ないようで苦しかった。・・・が、やっぱり買ってしまった。

なんだかこれって、
元彼からの電話一本ですぐホテルに向かってしまうダメ女の感覚に近いような全く違うような・・・

この感覚に近いような気がするのは、
卑屈になるしかなかった彼らの過去に共感した私自身が、
全く精神的に成長できていないからだと思う。

一方クリーピーの2人は、
確実に経験と変化を重ねて成長しているから、
今更「元カノへの電話」なんか1ミリもする必要がない。
もうすでに彼らは「他者に依存せずとも己で自分自身を豊かにする手段を見つけた」みたいなフェーズに入った、「手の届かないカッコいい元彼」なのだ。


クリーピーの作品は、
「このままじゃいかんだろ」という焦燥感と、
「私なんか」という卑屈さと、
「分かるわあ」という安心感を与えてくれるのだが、
これまでの作品は、これらが3:3:4くらいの比率で着地していたのが、
Caceでは5:4:1で心に落ちた。

やっぱりCreepy Nutsが創る音楽は、"今"の私にとって、意味ありまくりの作品だ。


今日は火曜日。



正直、Caceを聴いてしまったら、
音楽を聴くことも
ラジオを聴くことも
できなくなってしまうんじゃないかと思い、
今日が来るのが心底寂しかったけれど

なんだ、普通に楽しみじゃないの。

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