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#ハハログ Case 004.

Case.004 

Name. 佐々木 成美
■29歳
■一児の母(1歳6ヶ月/男の子)
■ショップスタッフ
■今年の4月に復帰して両立中


現状

Q. 職業と現状を教えてください。
ショップスタッフをしています。今年の4月末に復帰し、働ける嬉しさを感じつつもシフト制勤務の限界を感じています。

Q. 平日1日のスケジュールを教えてください。
6:15 起床
6:40 息子を起こす・朝ごはん
7:30 登園
9:00-16:30 仕事
18:00 降園
18:30 お風呂・夜ごはん・家事
21:00 絵本タイム〜息子就寝
22:00 自由な時間。夫が帰宅していれば今日の出来事を話す。
24:00 就寝

Q.家族の、家事育児の分担はどうしていますか?
夫は自分の仕事が大好きで、休日も決まった日にあるわけではありません。なので夫が仕事の日はほとんど一人で家事育児をしています。ですが、出勤が遅かったりお休みの日は、私に「好きにしておいで〜」と一人の時間をくれるので、そのおかげで何とかここまで来られました(笑) とても子煩悩な人なので安心して一人で出かけられます。


Q.仕事と育児の理想のバランスは?
理想:週4、4〜5時間働いて残りは子どもと過ごす。
現実:週5、6〜7時間勤務。

住んでいる地域の決まりで月120時間以上は働かないと保育園に預けられないのが実情で、理想より仕事に時間を取られてしまう。また、シフト制の仕事のため息子の急病にも対応しづらいのが悩みの種です。

これまでのエピソード

Q. 子育て中・妊娠中に起きた今思い出しても笑えるエピソードを教えてください!
出産翌日の日記に『アスリートがよく言う「自分自身との戦い」という言葉の意味がかつてないほどわかった。」と書いてあった。妊婦はアスリート…?

Q. 出産後、最も感動したことは何ですか?
友人から頂いた猫のぬいぐるみを大切にしているのですが、先日ふと息子を眺めていると「にゃんにゃん〜」と言いながら、その猫のぬいぐるみを抱きしめていました。「母が大切にしているもの」ということを彼なりに理解しているのだと感心した出来事です。


Q.お子さんを授かってから辛かった時期はありましたか?
つわりの時期&産後2ヶ月くらいまで。今思い返せばホルモンの急激な変化のせいだと思うのですが…。日本社会の仕組みの中で、女性はどうしてこんなに生きづらいのだろうか?という考えに捉われてしまい、日々「女なんてやめたい。」と思って過ごしていました。同時期に夫が長期海外出張で不在だったこともそんな考えに(内心、以前と何も変わらず仕事に邁進できる夫が羨ましかった)拍車をかけていた気がします。あの頃のことは今思い出してもつらいっ!

Q.そんな辛い時期、あなたの支えになったものは何でしたか?
自分の好きなこと・もの。息子が寝ている合間にそれらに触れることで、段々と心のバランスを取り戻すことができました。自力で元気を取り戻せたことが「なんだ、わたしちゃんと大丈夫じゃん!」とさらに自分を励ますエネルギーに繋がった気がします。夫が帰国した頃にはだいぶ立ち直りつつあったのですが、彼がしっかり話を聞いてくれたことも大いに支えになりました。

Q. 「出産後できていないけど、案外大丈夫だった!」ということを教えてください。
スキンケアをきちんとすること。夕食〜就寝までが大忙しで、お風呂上がりにのんびりスキンケアをする時間など皆無に。しかし、子どもの寝かしつけとともに一緒に寝落ちをする日々を送っていたところ、お肌のゴールデンタイムに睡眠をとることが増え、結果肌の調子が良くなりました。ラッキー!

母として

Q.「母として、これは頑張ってる!」ということを教えてください。
全然思いつきません!(汗)
強いて言うなら、息子の好奇心の芽を親の都合で摘まないように、その時その時の気持ちをなるべく尊重するように気をつけています。育児は日々の生活なので、あえてあまり頑張らず、常に自分の精神がフラットな状態でいられることを優先しています。


Q. 逆に「ここは楽してまーす!」ということを教えてください。
楽をしていること。面倒な日は(しょっちゅうある)ごはんは作りません。夜ごはんの洗い物、お風呂掃除は夫にお任せしています。


Q.あなたの「理想の親子像」を教えてください。
「わたし」と「わたしの息子」ではなく、「わたし」と「あなた」の関係性を大切にしていきたい。対ひとりの人間として、お互いの感情や考え方を尊重し合うことのできる関係性が理想です。

Q. 自分が子どもにしている決まりごと、その際子どもの反応を具体的に教えてください。
産前読んだ本で、言葉を話せないうちでも耳で聴いて脳に言葉をストックしていると書いてあったので、わたしが取る行動を逐一声に出して伝えています。
「お母さんは今から歌を歌います。」「今日なにがあったか一緒に振り返ろうか。」「夜ごはん何作ろうか思いつかないんだけどどうしよう?」などなど。
そういう時の息子はこっちをじっと見てちゃんと聞いているように感じます。そのおかげかは分かりませんが、最近オウム返しがとても上手になってきました。

一人の女性として/仕事について

Q.忙しい日々の中で、「母」ではなく1人の女性に戻れる瞬間はありますか。それはどんな時ですか?
息子が寝たあと夫とふたりで他愛もない話をしている時。映画・本・漫画を読んでいる時。吉沢亮の画像を検索してひたすら眺めている時…。


Q.仕事と育児を両立するために、「手放したこと」があれば、教えてください。
自分自身に求める家事のレベルを6割くらいに設定変更して、「それでOK!すばらしい!」と思うようにしている。

Q. 育児以外の要素であなた自身が一番幸せを感じることを教えてください。
何の予定もない休日を過ごすこと。

スケジュールが埋まるのが苦手で、定期的に「絶対に予定を入れない日」を予定しています(笑)
そんな休日を構成する幸せ要素は、映画・音楽・読書・長風呂・片付いた部屋・美味しいごはんです。(大体息子がそばにいるので、本音を言えば月1くらい1人で完全に引きこもりたい…。)
夫も同じような生態なので、産前は各々映画か読書(マンガも含む)に勤しみ、日が暮れてから一緒に外へ出る、という生活スタイルでした。子どもとの生活は何にも変えがたいですが、たまにあの頃の日々が無性に恋しくなります。


これからの話

Q.5年後の家族の「理想のライフスタイル」を教えてください。
夫もわたしも好きな仕事をしながら、半年に1回くらいは家族旅行をしたいです。そしてたまに2人で映画デートをしたい。
5年後も、愛する夫と息子がそばにいて、わたしに仕事があって、みんな健康で日々よく笑えていれば、それが1番のしあわせであり、理想です。


Q. あなたが「これからやりたいこと」 を教えてください。
書くことを仕事として生活していくこと。
決まった場所に出勤して時間の対価でお金を戴く働き方ではなく、出来る場所で出来る時間で働いていきたい。なるべく自分とこどもに無理のないかたちで、好きなことをしながら収入を得て生きていきたい。そのために、チーム88PROJECTとして、働くことと子育てのあたらしい在り方を模索し、社会に提示していきたいです。

趣味や好きなことで、今後の人生でやりたいことは100個くらいあります!
とりあえず吉沢亮熱が冷めないうちに映画の試写会が当たりますように…(笑)

我が子へ

Q.今のお子さまへのメッセージをどうぞ。
凪、大好きよ!このままのびのびと逞しく育って、生命力溢れるいい男になってください。


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