見出し画像

卒検に合格したので教習を振り返る

2月11日に普通車(AT限定)の卒業検定に無事合格しました。免許自体はまだ取得できてない(学科試験がまだ)ですが、思い出しながら教習所での教習を振り返りたいと思います。

入校から仮免取得まで(第一段階)

7月末に入校し、8月から教習が始まりました。学科(道交法とかを学ぶ、いわゆる座学)に関しては、指導員が面白かったこともあって、苦労は全くありませんでした。基本的にいうことはないですが、1つだけ印象に残ったエピソードを紹介します。最初の学科で、車には、自動車、原付、軽車両の3種類があるということを教わったときに、「これを聞かれたときに答えられなかったら『なんのために授業受けに来たの?』って言われちゃいますからね」って言われました。そのときはちょっと大袈裟に言ってみただけかと思ってましたが、後の授業で、他の人が車とは何かと聞かれ、答えられなかったときに、指導員が「なんのために授業受けに来たの?」と、そっくりそのまま言ってて驚きました。まあ気持ちは分からんでもないが、言い方はもう少しなんとかならなかったのか。
技能(実際に運転する方)は学科よりもちょっと大変でした。幸い、延長とかはなかったので大した苦労はなかったですが。一連の教習で最も辛かったのが、3回目くらいにキツい指導員に当たってことです。言い方がキツすぎて教習所出た後に半泣きしちゃった(ストレス耐性がないので)。具体的にどんなこと言われたかまでは覚えてないですが、怒った感じで下手だのなんなの言われました。いや運転上手かったら教習所行かねえよって思いながらも、閉鎖空間でガタガタ言われたのは結構しんどかったです。ちなみに、この後もその指導員と嫌がらせかというくらいに当たることになるんですが、特にストレス無く進みました。最初の運転がよほど酷かったのか、その指導員の言い方に慣れたのか、最初だけ指導員の虫のいどころがよほど悪かったのかは分かりません。多分一番最初のだけど。一口に指導員と言っても、いつもニッコニコで褒めて伸ばす人もいれば、荒々しい言い方をする人もいて結構差が大きいですね。個人的には褒めて伸ばす優しい指導員がいいですが、人の命を簡単に奪う車を扱う以上は、厳しい人にもちょっとだけ当たるといいかも知れません。とはいえ、修了検定(仮免許の技能検定)直前の見極めで「君みたいな人を公道に出したくないなあ」とか言ってくる指導員はゴメンですが。どうして、「公道は危険がいっぱいだからちゃんと運転しようね」みたいにマシな言い方ができないのか、はなはだ疑問である。あと、修了検定で、運転してる人が優先道路を走ってるのに迷って進まなかったときに「さっさと行けよ」と怒鳴ってたのは流石に引きました。
技能で走ってて純粋に大変だったのはS字・クランクのS字です。周りに障害物が無く、道の形が曲がっててよくわからないので、道がどこにあるかが分かりませんでした。クランクみたくポールをつけて欲しいです。指導員曰く車両感覚が大事とのことですが、車両感覚があったところで道がどこにあるのかが分からないので、車両感覚の有無をS字カーブを通れるかで判断するのはナンセンスだと思います。現実の世界で、周りに障害物がないのに狭い道なんて無いので、勘弁して欲しいです。
なんやかんやで9月の末に仮免を取ることができました。2020年はコ□ナのせいで合宿勢がこぞって教習所に来たことも相まって、なかなか予約を取れなかったようです。

仮免取得後(第二段階)

仮免取ったし、早速公道デビューだ!とか思ってたら、なんと11月まで予約が取れないとのこと。1ヶ月以上空けて公道に出るのは運転忘れてそうで結構怖かったです。キャンセル待ちを使えばもっと早く受けられたんでしょうが、開くかどうかもわからないのにずっと待つのは嫌だったので使いませんでした。あ、例によって学科は楽勝すぎて言うことがないので割愛します。というか技能もあんまり言うことないです。第一段階で指導員はこんなもんかと分かったので、優しい指導員に当たったらラッキーくらいの軽い気持ちでやってました。方向転換と縦列駐車では、かの有名な「何本目のポールが見えたらハンドルを切る」みたいなものを教わりました。「公道にポールないから駐車できないわ」ってツッコミたくなったけど、目安がなかったら卒検に一生通らない人が続出しそうなので、必要悪なのかもしれません。あと、公道で前の方がごちゃごちゃしてる場面で、前の車両を避けるときに安全確認を忘れがちだったので、ちゃんと確認できるようになるのがちょっと大変でした(なんなら今もできるか怪しい)。1台とかなら普通に避けれるけど、ごちゃごちゃしてるとそっちに意識がいってしまって、目視での確認まで気が回りません。卒業検定は道幅せませまハズレコースと、道幅広々アタリコースがあり、私は当たりコースを引けて優勝しました。私の前に運転したハズレコースを引いた人は、駐車車両を抜かすときに側方間隔を全然空けてなかったり色々ガバガバだったので、見ながらコイツ落ちただろって思ってたけど、ちゃんと合格してたので卒検は結構ガバガバなんだなと体感しました。

感想

教習所に行く前に、両親から「免許なんて誰でも取れるよ簡単簡単楽々」とか言われてたので、そーなのかーとか思ってたけど、実際にやってみると、車の周りの様々なものに常に注意を払いながらハンドルやらなんやらを操作することが求められて、意外と大変だなと思いました。これから沢山運転をして運転に慣れれば、大変さは和らぐとは思うけど、今のところは「誰でもできる」とは思えないですね。

学科試験の方は、例のアレの影響で人数制限がきつくなったせいで、3月の頭まで予約が取れませんでした。免許をとって再び運転するまでに半月空くので、運転が下手になってそうで心配です。免許取ったらまたnoteを書くと思います(その時までnoteに飽きてないといいですが……)。
ここまで読んで下さってありがとうございました。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?