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推しが考えること（鈴木モーニング）を理解したかった

はぎょう

鈴木モーニングとは？

2人組のバーチャルアーティストHIMEHINAの一人である鈴木ヒナがだいたい毎朝投稿しているツイートのこと。鈴木モーニングと鈴木○○の2つを選ぶ投票付きで投稿されており、このうち鈴木○○の方が毎日中身が変わる。この記事のヘッダー画像は例で、これは鈴木ちらし寿司である。

自分が知っていることは以上である。

以上である。

いつ始まったのか、なんで鈴木ヒナがこんなことやってるのか、な～んも分からん。ちょっと検索してみたが全然出てこない。

一応、HIMEHINAの公式サイトにあるジョジ（HIMEHINAのファンの呼称）になる方法其の七に「鈴木モーニングに参加する」というものがあるのだが、結局鈴木モーニングが何かは書かれていない。

でも、鈴木ヒナという人物を多少知っている自分としては、なんか、鈴木ヒナなら始めそうだよなぁ、という謎の納得感がある、それが鈴木モーニングである。

自分の好きなアーティスト、いわゆる推しがやっているものなので、ここ数ヶ月は毎朝「今日は何の鈴木○○なんだろう？」と密かに楽しく見ていた。だが、毎朝見ていると、だんだんとこの「鈴木○○」の○○がどんな風に決まっているのか知りたくなった。

ということで、この記事では過去の鈴木モーニングを見た記録である。以降ではこの鈴木○○のことを鈴木モーニングと呼称し、それを見ることで鈴木ヒナという人物を探っていきたい。

ちなみに、もし鈴木ヒナ、そして彼女がやっているユニットHIMEHINAを知らない方がいたら、とりあえず以下を聞いてほしい。

ということで、1曲お聞きいただいた間に、過去約8ヶ月分（Twitterで読み込みできた2021年11月5日まで）の鈴木モーニングをスプレッドシートに記入したものがこちらである。ちなみに全部手動で入力した。

傾向と対策（があるとでも思っていたのか？）

8ヶ月分入力してみて分かったことなのだが、マジで分からない。
もちろん、分かりやすい理由があることもある。例えば、直近のコラボや時事ネタはそれに関連するワードが入ることもあり、そのあたりは納得がいく。

逆に言うとそれ以外は本当に分からない。また、時々鈴木ヒナのマイブームっぽいものが訪れることは分かったのだが、結局それもよく分からない。

例を挙げて説明しよう。まずはこちらをご覧いただきたい。

これは鈴木みたらし団子である。このように、絵文字を組み合わせて○○側を表現するのが鈴木モーニングである。これを見るのも結構楽しい。ちなみにここ数ヶ月はなんとなく食べ物の鈴木モーニングが多い。

さてこの次の日、一体何が来ると思うだろうか？ぜひ皆様も予想していただきたい。




正解はこちらである。

ご覧の通り、鈴木ムシキングである。
正直、直近一ヶ月分をシートに入力していてこの吹っ飛び具合を見た時に、「これ多分このまま続けて入れても何も分からねぇな……」と思ったのだが、これはこれで面白いのでそのまま記入した。
すると、時々彼女が何をしているのかがなんとな～く分かった気がする。ので書いてみる。

時々逆になる

この鈴木モーニングのように、時々鈴木モーニングが下に来て、上に鈴木○ーニングが来ることがあった。投票結果が結構大きく変わるので、遊び心で時々こういうことをするんだと思う。

時々オタクになる

そのままである。

昨年12月6日の鈴木モーニングは鈴木片魂だった。馴染みがない言葉だが、これで片魂（ちっぷ）と読むらしい。調べると、幕末Rockという作品で登場する用語のようだ。

ちなみにこの日から約10日間、幕末Rock関連の単語が鈴木モーニングで登場する。もはやただのオタクの布教である。
そしてこの約10日間という間、ずっと幕末Rockの鈴木モーニングが続くと思うだろう。そうではないのが鈴木ヒナなのだ。

12月10日、鈴木ヒナの幕末Rockブームの合間に急に鈴木マグロサーモンツナが登場した。これはいよいよ分からない。
だいたいマグロとツナって両方マグロで、その間にサーモンってなんだ。やっぱり分からん。だがそれが良い。それでいい。

時々ガチャ回している

見ての通り、鈴木ヒナは時々ガチャを回している。特に六曜の大安を重視して回しているようだ。俺のCD購入やSpotifyでの視聴がガチャに回っている。そうやって経済も回っている。いい話じゃん……。

鈴木モーニング傑作選

せっかくなので、筆者が特に鈴木ヒナ節が炸裂したと思った鈴木モーニングをいくつか紹介したい。ここまで書いた後に気づいたが、もうこれTogetterでやった方がよかったんじゃないだろうか。

これは絵文字での芸術点が非常に高い鈴木モーニングである。「くぁwせdrftgyふじこlp」は、パソコンのQWERTY配列キーボードの2列を指で順々にタイプすることで入力できるが、それをパソコンとピースの絵文字で表現している。

こちらも芸術点が高い鈴木モーニング。猫にキュウリを見せるとふっとんでいくアレである。

これは鈴木ヒナがノリノリになっている鈴木モーニングである。海苔が入っているあたりが鈴木ヒナ節である。

これは鈴木味噌である。パッと見なんともない鈴木モーニングに見えるが、よく見ると絵文字がパエリアである。見た目が近いもので選んでいるのだと思う。

逆に鈴木クレープの日にグレープの絵文字があることもあった。やはりときどき引っかけるのが好きらしい。こういう遊び心が好き。


休みなく毎日続いている

そんなよく分からない鈴木モーニングだが、そんな私でも1つだけ間違いなく分かったことがある。
Twitterで見られる約8ヶ月の間、一日も休みなく毎日続いているのだ。

日々配信やら新曲の収録やらで追われているはずの彼女だが、文字通り本当に毎日、ファンのために鈴木モーニングを続けてくれていることが分かって、なんだか彼女の人柄が分かった気がした。
好きなことにまっすぐで、自由で、でも続けることは続ける真面目さもある。そういうところが鈴木モーニングから分かった気がした。


結局鈴木モーニングって何なの？

改めて、鈴木モーニングについて考えたが、さっぱり分からない。何なんだろうな、これ。
でも、人が考えることなんて予測できないんだから、ある種当然の結果だったと思う。鈴木ヒナという人物が分からないように、鈴木モーニングも分からない。でもなんか好きだ。彼女の考えは分からないけど、そういう予想を裏切るところも含めて人間で、そういうところが好き。それぐらいでいいんだと思う。


記事の最後がこんなふわっとした感じなのも違うと思うので、最後はオタクなら皆様ご存じのアレで締めようと思う。


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そんな鈴木ヒナが所属しているユニット、HIMEHINAのライブBlu-rayが現在絶賛発売中＆絶賛予約受付中！！！！！コロナ禍で中止になったときにやっていたライブ2本が収録されたアエナイボクラ、そしてそんなオンラインライブを有観客で実施したアイタイボクラ、どうせ買うなら両方セットで買っていただきたい。そしてアイタイボクラをみて号泣してほしい。俺は見に行って本当に号泣した。せめて商品ビジュアルだけでも見てほしい。無観客オンラインライブからの有観客ライブまで、彼女たちが何を思っていたかが非常に良く分かると思う。

ここまで読んで鈴木ヒナの宇宙に惚れたそこのあなた。
それはまだ鈴木ヒナの、そしてHIMEHINAの片鱗でしかない。そして彼女たちが属するStudio LaRa（旧：田中工務店）のイカれっぷりを実感できるのはまちがいなくライブだ。本当に、冗談抜きですごく良いのでみんなに見てほしい。よろしくお願いします。




投げてくれると嬉しい