Hey, Uzuki Corps. Uzuki Corps. 2023.2.3
去る2月2日、なんでもないド平日だけど、昨日という日にちょっとした思い出が出来た。それは、とあるVtuberの誕生日を祝う動画を作る合同企画に初めて参加させて頂いたこと。
なんか、にじさんじ…?所属の卯月コウ、さん?っていう方?がいるらしいんですけど。全然詳しくはないんですけど。
へぇ〜、周りからはうづコウって呼ばれていて、企業所属でありながらデビュー当初の2018年から個人勢Vtuberのようなカジュアルな配信スタイルと玄人好みの尖った企画、リスナーとのコミュニケーションを主体とした高いトークスキルで人気を博し、昨年は3D音楽ライブへの出演という新たなステージにも挑戦し、その等身大のパフォーマンスで絶大な反響を呼び、今なお注目を集める大人気ライバーなんだ。全然知らなかったわ。
いや、誰向けの解説なんだ。すみません、どこから前置きしたらいいのか分からなくて白々しい説明を挟んでしまいました。そういう人です。やや誇張したかもしれない。本題の合同作品は以下のリンクから。
まず動画時間が135分あって普通に映画並みの尺なんですが、総勢153人による力作ばかりで非常に見応えがありました。鳥肌注意。今作のボリュームはなんと例年の1.5倍もあって(これまでも普通に80分とか90分とかあった。)、これはニコニコ動画にあるVtuber合作全体の中でも歴代2位の長さです、多分(2023年2月現在)。
つまりそれだけ多くのファンが思いの丈をライバーに伝えるために集まったということ。昨年の卯月コウの活躍に呼応しているかのようで既に胸が熱くなるな。自分は、動画の109:57あたりから自作ラップを歌わせて頂きました。自作ラップて!ようやったな。
前々から作詞に興味があって、絶好の機会だったので楽しくリリックを考えました。配信者の活動や文脈をパズルのピースのようにはめ込んで韻を踏むのが面白かったです。(歌詞を貼っておきました。)
作詞の方は楽しくやれたんですけど、肝心の歌がちょっとキモオタボイスすぎたな。さすがに自分では聴けないので公開されてからは自分の箇所だけミュートしてみんなのコメントだけ見てます。
自作ラップは他の参加者の方もやってるんだけど、みんなちゃんと音程をつけて歌っててすごい。自分だけBGMを流しながらおじさんが喋ってるだけ。どゆこと?申し訳ないけど人生でカラオケの採点が80点を超えた記憶がないんだ………。
せめてもの努力義務としてコンマ1秒単位の鬼のカット編集を入れたので、リズムだけはまあまあ取れてるように聞こえるはず。悪くはないよな…?逆に言うと動画編集ができればラップって成立するんだな。自分の作品なこともあってつい批判気味になりがちだけど、流れるコメントを見る限り嬉しい言葉ばかりで口角は上がりっぱなしです。にへへ……。
聴く人の都合を考えたらボカロとかを使うのがベターではあるんだろうけど、ラップする以上は自分の声で歌わないと本当じゃないと思ったので、聞き苦しいだろうな〜と思いながらもそこは我を通しました。そもそも合作という企画自体がお祝いという名目でエゴを表現する場でもあると解釈してるし、せっかく参加したのに遠慮するのはもったいないから。なので剥き出しのキモオタボイスでラップさせてもらいました。HIPHOPの根底はリアルってFORKも言ってたし、これで正解だったと思う。
ラップが作品の主軸ではあったんだけど、保険をかけるようにイラストも色々描いて詰め込みました。よりにもよって小っちゃいワイプにしたの勿体なかったな〜。め〜〜〜っちゃくちゃ描くの大変だったのに。時間的にモノクロにせざるを得なかったとはいえ普通にスライドショーにした方がよかった気がする。
反省点は多々あるけど、トータル参加できてよかったです。普段描かないキャラを描けたし、充実感も得られた。なにより、ファンとは言え他人のために徹夜した自分に驚いたんだよね。ひろゆきみたいな言い方になったけど。締切ヤバくて二徹したのは自業自得だろ。
とはいえ、誰かのために(自分でもあるけど)命を削って頑張れる自分を発見できたのは意外な喜びでした。まだ捨てたもんじゃないかもな。参加するきっかけをくれた募集ツイートをRTしてくれたTLの人たち、ありがとう。徹夜せずに済むなら次回も参加したいな。
そもそも過去作の時からずっと参加したいとは思ってたんだけど、去年までTwitterで視聴者と繋がるなんて発想がまるでなかったので、合作をどこで募集してるのか全く知りませんでした。一人だけドラゴンボール第1話の悟空みたいに山奥にいたのかな。
合作を企画してくださった主催のぱるきさんには心から感謝です。ありがたすぎる。153人の作品を管理して2時間超の動画を編集する重荷と責任を担える奴、おるか?素直に𝑩𝑰𝑮 𝑳𝑶𝑽𝑬です。主催なくして自分が思いを表現することはできませんでした。
そして素晴らしい作品の数々を生み出した卯月軍団(ファンの総称)にも感謝とリスペクトです。全作品最高でした。素晴らしすぎ。それぞれの視聴者が己の持っているスキルや知恵、体当たりのバイブスやオリジナリティで感情を表現する年に一度だけのウルト技。それが合作なんだと感じました。その末席に加われたことが本当に誇らしいです。
去年の今頃、自分はコウのツイートでの言及から2022の合作を観て、生誕祭のハッシュタグを遡り、祭りに乗り遅れた寂しさで胸が一杯でした。合作、いつどこで募集してたん……?って泣いてました。もしかしたら、今年もどこかで過去の自分と同じ思いを抱いている軍団がいるのかもしれない。でも、コウが配信活動を続ける限り、ファンがそれに応じようとする限り、その軍団もまた合作に参加する機会に巡り会える時が必ず来ると信じてます。そう断言できることが合作を通じて自分が得た大きな報酬のうちの一つだと思ってます。その時はきっと、その軍団も今の自分と同じように笑えてるんだろうなと思います(よかったらここでBUMPのSmall worldを聴いてください)。
そもそも自分が卯月コウの配信を観続けてる理由の4割くらいは卯月軍団の存在があるからだと思っていて、一番魅力的な配信者は誰かって聞かれたら人によるだろとしか答えられないけど、一番面白い視聴者は?って聞かれたら自分は迷うことなく卯月軍団って即答すると思います。彼らのセンスと自我のある言葉の数々によって(中には変なのもいるけど)、コウの配信はいつも至高のものになっているから。それも視聴者にスポットを当てて配信を盛り上げるコウのスタイルでなければ気づかなかったことなのかもしれない。
いや、どうだろう。感傷に浸って良いように言いすぎてるな。もしかしたらアイドル的な存在である配信者に強い感情を抱けないから(酸っぱいブドウ理論)、代わりに身近な視聴者に親近感を抱いているだけに過ぎないのかもしれない。仲間意識を感じるなら遠くにいる存在よりも同じ目線のファンの傍にいた方が傷つかないから。怖っ。なんで急にそんなこと考えるんだ。己の猜疑心に飲み込まれた化物か。
いずれにせよ、自分は卯月コウが好きな彼らが好(ハオ)です。コウにもみんなにもいつも楽しませて貰ってます。たまに動画のコメント欄にもこういう青臭いことを書いてしまうからYouTubeでは匿名のカスみたいなアカウントにしてるんだけど、日記の中でくらいこういうことを語る日があってもいい。めでてえから。
結びの言葉が思いつかないな。言いたいことは大体書き出せた気がする。そんな感じで、自分にとって2月2日は最高の日になりました。これからも視聴者のひとりとして卯月コウの配信を楽しみたいと思います。
最後に一言だけ。
なあ、卯月軍団。卯月軍団。お前たまに俺のファンアートいいねしてるよな?今度俺と飲みに行かないか?お前とはいい酒が飲めそうだ。
すごい。冗談でも最悪の気分になりました。
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