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ソロで来た 2023.4.1

4月1日だって。

おいおいおいおいおい、勘弁してくださいよ。道理でベランダからポカポカ陽気が差し込むと思ったんだよな。4月になったということは、3月が終わったということでもある。この喪失感だけは知ってるはずなのに毎年食らってしまう。

出不精の極みみたいな自分にとっては暖かくなったからといって外に出かける用事もないんだけど、桜くらい見ないことには寂しすぎるので久々に近くを散歩してきた。

よくね?

若干葉桜になりかけてたけど、いつの間にか散り終わってから気づく年も普通にあるので今年は見過ごさずにすんでよかった。

ところで、一人花見ってしたことあります?自分はまだない。

ファミレスも水族館も一人で行ける(水族館は一人で行かない方がいいです)けど、花見を一人でしたことはまだなかったことに気づいた。なので、せっかくなのでやってみることにした。

コンビニに寄って、軽くお菓子とか飲み物を用意して、近くの神社に出陣。田舎なので人通りはほとんどないし、土曜日の明るいうちから路上で一人花見を催したところで奇異の目で見られることは多分ないはず。

春が来たって感じ~

春風に吹かれながらポテチやわらびもちを黙々と食べた。和菓子って屋外で食べることを想定して設計されてるのかな?きなこって砂っぽいし、みたいなことを考えた。食レポの才能がなさすぎる。

実際やってしみじみ感じたけど、一人でする花見って本当に飲み食い以外にすることがないというか、気づいたら桜の木の下でスマホを見てる謎の人間になってる。

途中、Spotifyのプレイリストを流しながらボーっと桜を眺めてたら、通りすがりのロードバイクと目があってしまった。

等速で横切りながらずっとこっちを見てたので、思わず自分も見つめ返してしまった。「なんだ?コラ」みたいな顔をしてしまったかもしれない。グラサンをかけたその表情を窺い知ることはできなかったけど、田舎でロードバイクを漕ぐ人ならきっと一人花見の風情も理解してくれると思いたい。

夕陽が差すといい感じになる

3時過ぎに家を出た気がするけど、なんだかんだで日が沈んでくる時間まで粘ってしまった。風が冷たくなってきたのでソロ花見はお開きにすることにした。

近くで見ると意外と小っちゃい

帰り道、近所の公園に新しい遊具ができてることに気づいて寄ってみた。自分が小さい頃からあったアスレチックがコロナが流行りだした頃に全て撤去されてしまって悲しくなったけど、これからまた子供達の憩いの場所になるといいな。

この滑り台、台の低さに対してすべるとこ長すぎない?いや、こんなもんか。傾斜つけすぎると危ないもんな。

散歩ついでにソロ花見をしてみたけど、トータル楽しかったです。自分を俯瞰しないで風情に酔いきるのがコツだと思った。正気に戻ってはいけない。鉄骨渡り編のカイジと同じ。

皆もありきたりなインターネットライフに飽きたら桜の下でインターネットを楽しんでみては如何でしょうか。自分は来年は一人ではやらないと思います。よい週末を!

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