Aqoursぬまづフェスティバルに参加して

参加したきっかけ

私が今回、「Aqoursぬまづフェスティバル」に参加した理由は2つ

  • ラブライブ !サンシャイン!!であること

  • SCRAPさんが企画してくれている

Aqours 6thライブでのお知らせが現地で流れ、とても興奮したことを覚えています。

SCRAPさんとのコラボは以前行われた、「孤島の水族館からの脱出」、「学園祭ライブ中止の危機からの脱出」、以来のコラボ第3弾となります。
しかも今回は「謎解き」ではなく、『体験する物語』

また、SCRAPさんのリアル脱出ゲームにも何回も参加しているので、迷いはなくライブからの帰宅後、チケットを購入しました。


冷静になって

しかし数日後、急にふと冷静になりました。

「そういえば屋外会場だったよな・・・当日の天候大丈夫か?」
「体験する物語って何?説明見ても全然わからない・・・」
「ギリギリまで天候見極めて参加するの控えればよかったかな・・・」

と、正直な話、期待より不安な考えしか出てきませんでした。

とある更新があるまでは・・・


SUKI for you, DREAM for you!

公式HPが中々更新されず、「早期にチケット購入して失敗だったのでは・・・」と思う日々が続いたある日、とある内容が書かれていました。

"SUKI for you, DREAM for you! テーマソング決定までの経緯はこちら"

公式ホームページより

SUKI for you, DREAM for you!は、Aqoursとモンストのコラボソング「KU-RU-KU-RU Cruller!」のカップリング曲です。

6thライブでもアンコール後ラストの曲として初披露していましたが、現地で見ていた私は、
「ああ、KU-RU-KU-RU Cruller!のカップリング曲か」
「ノリはいいけど、あまり聴いてなかったんだよなぁ・・・」
くらいの認識しかありませんでした。

そして、テーマソング決定までの経緯を読んで、Aqoursや沼津に対する想い、今回のイベントに対する熱意などが書かれており、胸を打たれました。
すると、そこでいままでの不安な考えより、期待の方が一気に大きくなりました。


助っ人さんページの更新

度々助っ人さんのマイページで、Aqoursメンバーのやり取りやデザインの相談等が日々更新されました。
この時は助っ人さんのマイページが更新されていたのに気付かず、準備リポートを見たのは参加する3日くらい前からでした。

定期的にチェックしておけば、Aqoursとのやり取りをリアルタイミングで聴いて『体験』しておけば、より楽しめたのだと参加した後に気付いて、後悔しています。

Aqoursぬまづフェスティバルに参加する前は、チケットを購入したときから『体験する物語』が既に始まっているとは、この時知る由もありませんでした。


本番当日

そして本番当日、天候は残念ながら家を出る時点では小雨。

ちょっとブルーな気分になりながらも、目的の一つでもあった、今回のイベント限定のシークレットコースターを入手すべく、新宿にある「東京ミステリーサーカス」に寄ってから、午後の回に参加しました。

京王よみうりランド駅に着いた時点で、降っていた雨は止み、ゴンドラに乗って人生初のよみうりランドへ。
オーロラゲートから受付の人にチケットを見せ、いざ入園。

オレンジのTシャツを着た浦女のキャストさん(初見でただのスタッフさんと思ってました・・・すみません)から
「会場はこちらです」
「助っ人さん、今日はお願いします」
の声を掛けられつつ進んでいき、らんらんホール前に到着。

チケットを見せて奥に進むと・・・

キャストさん「こんちかー!」

私「!!!?! こ、こんちかー!」

この瞬間、一気にAqoursの世界へと引き込まれました。

会場に入り、色付きのペンとパンフレットを貰って席へ。

SCRAPさんの事なので、何かパンフレットに隠されたメッセージがあるんじゃないかと疑いながら、各学年のアナウンスを聴いていました。

2年生の座って出来る準備体操が終わり、いよいよ今回の物語の導入ムービーへ。
ムービーが終わると、各フェーズの時間及び助っ人さんの休憩時間の案内。
そして、遂にフェスの開催に向けての準備を行うため広場へ移動。

基本的に、

  • 各ブースで手助けをして、それが終わればまだ準備が完了していないブースへ移動

  • ブース以外にも、困っている浦女さんが近くに居たらお助けをする。

と言う流れなのですが、本当に自由行動。
推しのブースに行って手伝うもよし。
浦女さんと色々とお話しするのもよし。
写真を撮りまくるのもよし。

そうこうしていると、助っ人さんたちのおかげで各ブース次々と準備が完了し、無事にフェス開幕。

開幕後、私は本来の目的であったキッチンカーで、推しのコースターとシークレットコースターを手に入れるため、並びました。
1回で出なかったので、2回並び(結局推しは出ず)トータル40分近くはその場に居ました。
この時はリピートするつもりが全然なかったため、他のブースに行くというのが頭になく、フェスの本番ではキッチンカーと助っ人の休憩ブース、謎解きしか行けませんでした。

あっという間にフェスは終わり、Aqoursのライブ、後夜祭、そしてスタッフロールへ。

SUKI for you, DREAM for you!が流れた瞬間、テーマソング決定までの経緯を思い出したのと、安定のSCRAPさんクオリティもあり、この曲の良さが改めて感じられました。


フェスが終わって

帰宅後、
「他のブース、あまり回れなかったな・・・」
「本番でキッチンカー並びすぎてほとんど楽しめなかったな・・・」
と思いながら最後のリポートを聴いて、
「参加してよかったな」という気持ちより、「やり残したことが多かったな」という後悔の気持ちが強くなりました。

思い出のページを見たり、Twitterのハッシュタグで他の助っ人さんの写真など見ているうちに、
「次はここのブースに行こう」、「こんなイベントあったのか」、「名誉助っ人になってやる」、「あわよくば、推しのコースターが欲しい」
という思いが一気に溢れ、再度参加することを決めました。


2度目の参加

2度目の参加だったので、要領はそれなりにわかっていました。
そして、当日の天候は残念ながら小雨。

会場に着き、色付きのペンとパンフレットを貰う。
物語の導入ムービーが流れる。
と、前回まで全く一緒のパターン。

ところが、そのムービーが終わった直後に、

千歌ちゃん「降っちゃいましたね・・・雨!」

あれ、前回こんなこと言ってなかったよな・・・と思って、一瞬頭の中が「!!?」状態になりました。

ーーー後から知るのですが、どうやら天候やその場の状況によって、色々セリフが変わるとかなんとか。

そしてフェスの準備が始まり、前回行けなかったブースを中心にお手伝い。
困っていた浦女の方々も見つけ、見事名誉助っ人に。

本番が始まってからも、前回行けなかったブースや、空き時間を狙ってキッチンカーで何とか推しのコースターもゲット。
前回成し遂げられなかったことを色々と達成して、満足。

余裕もあったので、ゲートの写真を撮ったり、ブースの写真を撮ったりしていたら、たまたま浦女さんたちがシャボン玉でワイワイしている姿を見て撮影。

帰宅後、撮った写真をゆっくりと見ているとある事に気づく。

あれ、ゲートの文字なんかおかしい…?

そう、準備リポートを聴いていたらわかる内容でした。

よく見ると、うっすらと「N」の文字の跡が見える…。

そして、リピートしていると思われてる助っ人さんの何人かは一眼で撮影されていたのを見て、
「こういう楽しみ方もあるのか」
と思って、まだやり残したこと(落とし物や、行けなかったブース)と、より良い写真を撮りたいと思い、3度目の参加を決めました。


3度目の参加

さすがに3度目だと、もうパターンは把握していると思っていたので、ほとんど完璧だと思っていたのですが、現実は違いました。

過去2回行っても、まだ全然知らないイベントが沢山あり、周りで起きている物語が違っていました。

午後の部も引き続き参加。
4回目にして初めての盆踊りに参加。

他の大勢の助っ人さんと一足早い夏気分を味わいました。
そしてここで一体感が生まれたことによって、
「他の助っ人さんの物語の一部として、自分自身が関わってきている」
と思いました。

参加する度に新たな発見があり、ここまで色々と考えさせられるイベントだとは全然思いませんでした。


『体験する物語』を少し考えてみる

改めて、今回Aqoursぬまづフェスティバルに参加して、主題となっている『体験する物語』ことについて私なりに考えてみました。

従来のSCRAPさんの謎解きは、現地に着いて公演が始まると同時にスタートし、公演が終われば体験はそれでおしまいです。

内容も謎解き以外では、
・謎解きも最後の一捻り考える部分も完璧に解けた真エンディング
・謎解き自体は解けたけど、最後の最後がダメだった普通のエンディング
・謎解きができなくて失敗
の数パターンしかありません。

しかし今回は、そもそも正解というものが存在しない。(フェスを準備するというのだけ)

自分の行動そして、周り(キャストさん、助っ人さん)の行動、さらには天候によって色々と変わってくる。

そして、当日よみうりランドに着いてから始まるわけではなく、チケットを購入した時点で、実は『体験する物語』は始まっていました。

助っ人さん募集のページ。
フェスに参加する前は、ただのページだと思っていました。
しかし、導入ムービーで善子が募集ページを作成したことを知る。
そして、この募集ページのソースコードを表示すると、明らかに善子が作った事を示唆する内容が…。

ーー作中で善子が作ったページを、実際の私たちが見て使っている。

この事実を知り、彼女は身近に存在しているのだと気付きました。
そして、募集ページ内の準備リポートでの内容が、そっくりそのまま会場に存在しました。

Aqoursの世界→私たちの世界→Aqoursというように。

また、浦の星女学院のみなさんも会場に存在していた。
没入感が凄く、彼女たちはフェスが終わった後にも、SNSを発信しているので、全日程が終わったいまでも、また内浦や何処かで逢えるのではないだろうかと思うくらいのリアリティでした。

刻々と変化する中で、実際にその一部を体験するという斬新かつ何度も足を運びたくなる。

私たちが体験したのはほんの一部であって、数えきれない未体験を大好きなAqoursで体験したい。

そんな素敵なフェスでした。


最後に

公演の最後に千歌ちゃんの言っていた「また逢える日まで!」
この言葉を信じて、いつの日か第4弾のコラボが行われることを私個人としては期待しています。

企画していただいたSCRAPさん、そして浦の星女学院のみなさん、あの時一緒の会場にいた助っ人さん。

ーー素敵な物語を作ってくれてありがとう。

浦女のみなさん
左から順にMCを務めた、ミウちゃん、モモカちゃん、チトセちゃん

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