見出し画像

色々

婉曲した言葉を貰う度、落胆していても怒らないで欲しいの。
「分かる」と叫ぶ人は見当違いの自分の生き写しの鏡をみているだけだし、本当に分かるならば、何も言わずに必要な時にだけ言葉をちょうだい。
段々、何を言っていいのか分からなくなるよ
なんてね

ヴィヴィアンのネックレスが届いた。
もうすぐでキャンセルされちゃうぐらい気ままな出会いだったけど、身につけた瞬間、あぁ私がつけるべきものだったんだって阿呆みたいなこと思っちゃった。
知らない街を歩く事の楽しさ、春の訪れ、匂い、零すほど私だけの宝物じゃなくなってしまうの?
人が分かり合えるのは重なった一部だけでしょ?
押し付けないで、奪おうとしないで。
時間、人、感情、好意。
人間はひとつの世界なんだから、誰かから奪おうだなんて傲慢だって、私がいくら張り叫んでも全然届いていないんだね。哀しくなる。

私の事どれぐらい知っている?
昨日何していたか知ってる?一昨日は?
昨日、何を思って今日何していたか知ってる?
知るはずもないし、見たものしか見えないのにどうしてそれ以上入り込みたがるんだろう。
でも私も分かるよ。
傲慢さや、エゴは、自分の事となると何も見えなくなるものね。
暖かな紫外線、始まりと終わりが閉じる場所、早い春に咲く白木蓮が美しい。儚い、一瞬で落ちてしまう。

ここから先は

843字

二人だけの秘密だよ

¥1,000 / 月
このメンバーシップの詳細

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?