家畜業、との向き合い

畜産高校への歩み、そこで体験した事

高校説明会でのときめきのお陰で、高校に行きたいと思うようになり
農業高校の畜産科に進みました。
(漫画の中で見たようなヤンキーさんがいた話はまた今後・・w)

高校で行う、鶏の飼育

一年生の頃は
鶏の飼育~屠畜~精肉
までを体験します。

一般的なケージ飼いでしたが

鶏たちのイってしまっている目、
伸びきった爪、
悲痛な叫び、、、

子供の頃、庭で飼っていた烏骨鶏と比べてしまい
その子たちをきちんと見る事が出来ませんでした。

一時期は、鶏舎に近づくとめまいが出るようになりました。
今思えば、鶏たちに同調してしまっていたのかもしれません。
※馬鹿な男子が脅かしたりしていたせいもあるので、一般的な鶏舎の鶏がみんなそうかどうかはわかりません

二年生で専攻したのは畜産課

二年生からは、牛のお世話をする日々でした。
主に、肉用のオス牛の飼育を行っていました。

そのオス君を産むお母さん牛がいて、産まれた子牛はすぐに別の場所に移されます。少し大きくなったら出荷されていくオス君たちを見て・・・

辛く悲しい別れ

お母さん牛に対しても
オス君たちに対しても
胸が苦しくて、辛くて、悲しくて。

自分には、家畜業は向いていないんだな、と
高校生の頃に思ったのでした。


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