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何にでもコーディネータがいるといいんでないか、という話

昨日生れて初めて自分(ひとりではなく2人の仲間と一緒に)で集めた署名を文科省という国の機関に提出しに行って思った。

初めてのことはわからないことが多い。だから怖い。面倒くさい。するとやっぱいいやとやりかけてやめたり、最初から手をつけなかったりする。知っていたらそんな痛い思いせずに済んだのに、どうして誰も教えてくれなかったの?ということは意外とみんな経験してる気がする。その経験があればいろんなコーディネートができると思うのだ。

盲腸の経験

例えば私は24歳くらいで虫垂炎(通称:盲腸)になった。即手術。もちろんお腹を切られたのは初めて。術後検査のためにレントゲンを撮りに行って撮影台に横になった。撮影終了。起き上がろうとすると激痛。でも起き上がって病室に帰りたい。もう一度トライ。痛い。はぁ…。すると技師が「横向いたらどうですか」と「なんでそんなことにも気づかないの」な感じでおっしゃるので、言われた通りにしたら起き上がれた。助かった!「ありがとうございましたー」とレントゲン室を出て歩き出してから、待てよ?なんで今私あんな言われ方したの?わかるわけないじゃん、お腹切ったの初めてだし。何十人、何百人かもしれない患者見てきた技師さんには「まただよ」くらいの話だったのかもしれないけれども。だったら教えてよ!と。なので私から虫垂炎になってしまった方へ伝えたい。

一、くしゃみには要注意…平時と同様に気持ちよくかますと激痛が走ります
一、起き上がるときは横向きにどうぞ

私ができそうなコーディネータ

盲腸の場合は「盲腸で手術した後の生活コーディネータ」とでもするのかな。他に私ができそうなのは、「行政のお作法知らないけれど一緒に仕事をする際のコーディネータ」、これはすでに転職エージェントのサービス内容だとは思うのでさらにニッチに「仕事が続かない人の転職コーディネータ」、あとは今の仕事を言い換えると「市民活動コーディネータ」か。

私が考えるコーディネータの役割

知っておくと痛い思いをしないで済むことを伝えるだけがもちろんコーディネータがいるといい理由ではない。大事な役割の1つは、気持ちを受け取る相手になることだ。レントゲン技師になぜか冷たくあきれ顔で横向き指南された後の腹立ちも、「それは失礼ですね、ぷんぷん!」と一緒に怒ってくれる人がいたらどんなにかすっきりしただろう。そういう役割だ。「人って自分の当たり前がみんなの当たり前になり勝ちですよね。気を付けたいですね」と付け足しつつ。

さらに、経験を通してこういう場合相手がどういう反応をするかの予測が、初めての人よりできやすい。すると先回りして準備することをサポートしたり、場合によっては仕事相手に必要な情報を送って置いたりもできる。そうするといらん衝突が防げたり、交渉回数を少なくしたりできる。

そこでゆる募

そんなコーディネータという名の伴走者がいたら、みんなもっと気持ちよくいろんなチャレンジができていろんなところに行けるんじゃなかろうか。共感した方、ニーズを感じた方、お気軽にご相談ください。笑。伴走希望者、一緒にエージェント立ちあげたい方、ゆるくお待ちしてまーす。経験はリソース也

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