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ラス・ベンタス闘牛場、王宮:マドリード2日目

今日は一日フリー。スペインといえば闘牛場でしょ!ということで、ラス・ベンタス闘牛場と王宮の2ヶ所は決めて、美味しいものは歩きながら探すということにしました。

さて、またここでも、どうやって公共交通を使うのか?

チャマルティン駅

マドリードはメトロがメインのようでした。
紙の切符ではなくてICカードにチャージする形でした。
ディポジットではなく2.5€でカードを買います。1回券、10回券、1日券みたいな感じで、10回券はシェアできます。娘と二人なのでとりあえず10回券をチャージ。
どうやってシェアするんだ?と思ったら、ピッとやるとゲートが開くので、最初の人が通ったら、後ろの人に渡すという超原始的。

で、30分ぐらいかけてベンタス駅に到着。地上に出たら目の前にラス・ベンタス闘牛場がありました。

ラス・ベンタス闘牛場

ラス・ベンタス闘牛場は1931年共用開始。収容人数23,798人、直径60メートルの闘技場(アレナ)を有します。メキシコ、ベネズエラに次いで、収容人数世界第3位の闘牛場です。
新ムデハル様式の建物で、手描きのタイルが使われています。また、闘牛博物館があり、同闘牛場の歴史を知ることができます。その他、メキシコの守護聖母であるグアダルーペの聖母(Virgen de Guadalupe)とマドリードの守護聖母であるパロマの聖母(Virgen de la Paloma)に捧げた礼拝堂もあります。闘牛場には医務室もあり、最新の医療設備と手術室2カ所が完備されています。ラス・ベンタスは世界で最も重要な闘牛場と言えましょう。闘牛士たちが勝利を収める場所、あるいは結果を出せずに後にする場所、それがこの闘牛場なのです。また、アントニオ・ビエンベニダ(Antonio Bienvenida)ホール、アントニェテ(Antoñete)ホール、コシオ(Cossío)ホールの3つの文化ホールもあり、コシオルームは2,000冊以上の蔵書を有します。これらのホールではシーズン中、展覧会や普及イベントが開催されています。
1994年には、歴史・芸術的建築物のカテゴリーで重要文化財に指定されました。

マドリード観光オフィシャルサイトより抜粋
番号を押して耳に当ててききます。

チケットにはオーディオガイドがついていて、日本語にも対応してました。でも、ここで、パスポートを預けます。最後にこのオーディオガイドと引き換えで返してくれるとのことでした。

マドリード州闘牛博物館、大門、バルコニーと無蓋席、闘技場、死んだ牛の引き出し門、礼拝堂、闘牛士チームの門、ショップとまわっていきます。

日向と日陰で席の値段が違うんだって
礼拝堂

闘牛は今も日曜日には本当にやっているそうです。ガイドや展示されてるものをみると、6頭の牛が闘牛士と闘います。良い闘牛を見せると闘牛士には牛の耳を与えられ、より良いものは両耳を、さらに良くなると牛の尾っぽが与えられます。主催者が観客の反応とか闘牛の美しさとかをみて決めるみたい。闘牛のあとの牛は近くのレストランで振る舞われるとのこと。うーん、残酷で複雑…

ラスベンタス・闘牛場の見学料金は音声ガイド込みで16€(2487円)。EUの学生は13€。
それ以外は音声ガイドを頼りに内部を見学することができます。
最後に博物館があって、闘牛士の衣装や絵画、歴史がわかる展示があります。ここは写真撮影NG。
そこでパスポートを受け取りました。
2時間半ぐらいかかりました。でも、まだ見どころありましたね。

マドリード王宮 

料金は12€(1,865円)。EUの学生は6€。
歴代のスペイン王家が居住していたマドリード王宮。
予約がないと入れないかなと思いながら、夕方になれば入りやすいという何かの口コミを信じて向かいました。
17時前に着くと長ーい列ができてました。どうやら現地の住人は17時から無料なのだそうです。一方、有料と思われるところには並んでる人はいなくて、すんなり入ることができました。スタッフの人から、バックパックは前にねって(多分)言われたのは、スリに気をつけてねってことだったとおもう。

王宮はほとんどが撮影NG。広ーい広ーい内部はしっかりと目に焼き付けるしかありませんでした。18時には閉まるので駆け足でしたが、見るのに1時間半ぐらいかかりました。

アルムデナ大聖堂

王宮の向かいに広場を挟んであります。
無料ですが、1€のドネーションをしました。
110年もの歳月をかけて、完成した大聖堂。
新旧の様式がいりまじった、美しいカテドラル(カテドラル · カトリック教会における司教座聖堂・主教座聖堂のこと)です。イスラム占拠時代に壁の中に隠され、370年ぶりに発見されたマリア像は、アラビア語で「城塞」という意味を持つ「アルムダイナ」と名付けられています。ガイドさんは「壁の中のマリア」と言っていました。

中はとてもとても美しいものでした。天井の高さとか柱の太さとか、自分の中の感覚がだんだん麻痺して行きます。

王宮とアルムデナ大聖堂に間にある広場からからの夕日。20時でもこの明るさ。時間の感覚も麻痺しますね。

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