半年以上の闘病から社会復帰しました
昨年9月頃から大きく体調を崩し、休職して闘病生活を送っていましたが、この度無事社会復帰することができました。
どんな症状だったのか?
主要な症状を、以下に列挙します。
・疲労が蓄積し続け、疲れが全く抜けない。
・いくら寝ても、疲労感が抜けない。むしろ寝るほど辛くなる。
・気管支喘息が悪化し続ける。
・血痰が出続ける。
・鼻の奥の気道に鼻水の塊が出来続け、頻繁に呼吸困難に陥る。
・歩行困難になる。
症状が症状だけに、様々な病院の診察を受けたのですが、結局10箇所以上から「ウチでは分からないので他を当たってください」「どうせストレスが溜まっているのだから、メンタルクリニックへ行ってください」と突き返され続け、精神的にも非常に辛い日々を送りました。(ちなみにメンタルクリニックからは、「心因性ではない確実な病気だから、しかるべき病院を見つけなさい」とのことでした。おい。)
まともに診てくれる病院を探し続けること2ヶ月半、ようやく見つけた病院での診察結果は、かなり重いものでした。
判明した病名
1. 睡眠時無呼吸症候群
1時間あたり25回以上の無呼吸が起きていて、重症レベルであることが判明。しかも、幼少期から患っていたことも併せて判明。いくら休息を取っても体調が悪化し続けた原因はこれでした。というか、そんなハンデを背負いながら今まで生きてきたのか…!
※私の体調不良をこれまで嘲笑し続けたそこのお前!必ず仕返しするから覚えているように!w
2. アレルギー性鼻炎
これも生まれつきで尋常ではないレベルで、普通の生活が送れる状況ではなかったそうです。鼻水が大量に出て、これが喉を直撃して気管支喘息を起こしていたことも、併せて分かりました。
3. 鼻中隔湾曲症&肥厚性鼻炎
鼻の中の骨が生まれつき曲がっていて、気道を狭めている。かつアレルギー性鼻炎の悪化で鼻の中の皮膚が炎症を起こして腫れていて、気道をさらに狭めている。そこにアレルギー性鼻炎での大量の鼻水が気道に来たら…
治療方法
やったことは、大きく次の2つです。
1. 手術
気道を狭めている骨の切除、炎症を起こしている部分の切除、そしてアレルギー性鼻炎を悪化させている神経の切断。病院のキャパの都合で今年3月初旬まで待たされましたが、無事実施することができました。
2. CPAP
睡眠時無呼吸症候群用の治療器具です。こちらは精密検査である程度思い症状であることが分かるまでは使わせてもらえず、これを手に入れるだけでも2ヶ月待たされました。
治療後
手術後、劇的に鼻でできる呼吸量が増えました(体感で、手術前の10倍以上です)。併せて、アレルギー症状も大幅に軽減され、いつの間にか気管支喘息が止みました。また、夜に普通に熟睡できるようになり、生まれてからずっと悩まされていた疲労感も、確実に減ってきました。
医師も手術後の経過に太鼓判を押してくれ、薬の服用と通院も不要になりました。
病名が分かるまで2ヶ月半、治療を受けるまで3ヶ月以上かかりましたが、結果として諸々の病気・体調不良のroot causeを解決することができました。
終わりに
今回、非常に多くの方から応援していただき、何とか治療を終えることができました。またLINE株式会社にも、長い休職期間を待ってもらって復職までさせてもらいました。皆さんには感謝の気持ちしかありません。
一方で、病気で倒れたことで迷惑をかけてしまった皆さんの信頼を回復すること。これは一朝一夕にはいかないでしょう。もう信頼してもらえないケースも多いでしょう。これは地道に一歩一歩、やれることをやり続けます。
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