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道にあるラブ

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ハゲの宇宙ライフシリーズ第二部です。不定期投稿。近未来の未知なる鬼ウィルスに立ち向かう50過ぎたおじさん「タオの助」が性長する物語。その先に手にする愛の力とは?。中心と空間。性な…
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#命

慈雨に現れる汁👶👨👹👹👹

「ナニひとつ問題が起きていない?・・マスター。私は、この意味が分かりません。事実、この世の中には多くの問題が溢れているではないですか?」 『死なないのじゃよ。ヒトは死ぬと思っている。そもそも、それが錯覚である。確かに死んだように思える。じゃがそれは、ヒトがそう判断している、そう反応しているだけで、本当に死んだといえるのじゃろうか。本当にすべて消えてしまったのじゃろうか』 👻 👻 👻 「・・・」 『エロエロwww。冗談じゃ。楽しければ、思考が織りなす幻想物語に没頭するの

靄晴に消ゆアレ👶👨👹👹👹👹👹👹👹👹

『イチ、ニ、サン、シ、ゴ・・・』 「マスター?ナニをされておられるのです?」 『・・お、おぉ!すまぬ。鬼の絵文字👹の数を数えておった💦』 「・・・・・」 🙌 🙌 🙌 マガジン【道にあるラブ】の第10回。 好念鬼という恐ろしい病に侵された妻、小力子を救うため光術を求めてマスハゲというエロくも怪しきハゲのもとを訪れたタオの助。 光術を極めるには、まず【毛脱】。いわゆるヌケマンであるが、それを体に馴染ませてイク必要がある。私を私と思っている思考、つまり”私”が消える領

晩春の間に日輪👶👨👹👹👹👹👹👹👹👹👹

🤍 🤍 🤍 【道にあるラブ】第11回。 前回、一瞬とはいえ【毛脱】に至り、やっとち〇こがムケたタオの助。だが、それはほんの束の間の開花であった――。 🤍 🤍 🤍 「マスター!再び【無】に至ろうとすると、思考に戻っちゃいます💦」 『心配いらぬ。長い間それに頼ってきたのじゃから当然のプロセスじゃ』 マスハゲはあくびをした後、手にした甘酒を口に運ぶと、煙草に火を点し美味しそうに吹かした。 「くッ💦イケメンで頭の良い私にデキない筈ないのに!」 『私はお下劣だけどイケメ

先っぽ光る薄暮👶👨👹👹👹👹👹👹👹👹👹👹👹

タオの助は暫く、”在る”に浸ってみることにした。いや、マスハゲ曰く正確には”在る”にも段階があり、それを通常の状態にまで昇華できるらしい。 「思考である自我、自我の思考を消す。私にそれが可能なのかまだ半信半疑です💦」 『可能じゃよ。それがヒト本来の自然な状態なのだから』 「おかしなエロいハゲに洗脳されてる気が・・😅」 『面白いことを言う。洗脳とは思考がされるものであって、一体誰がどうやってお主の内の内、つまり中心の本体を洗脳できるというのじゃろう。誰にもそんなことはで

小夜にさよなら👶👨👩👪👫👨‍👦👩🏾‍🤝‍👩🏼👩‍👩‍👧‍👦👩‍👦👬👨‍👧‍👦👭👩‍👧‍👦💑👨‍👩‍👦‍👦🌸

《ア・・ハ・・ア・・ン》 「小力子!?小力子!!💦」 《ドコ・・アナ・・コ・・ニィ~》 👹 🙌 👩 マガジン【道にあるラブ】第16回。 全身から癒しのエネルギーが溢れ出し、ほぼ光術を会得したタオの助。そこへまたも好念鬼のはずの小力子から着信が!果たして愛する妻を全なる愛で救えるのか!? おハゲ様で宇宙ライフシリーズ第二部、ついに完ケツです👏👶✨ 👹 🙌 👩 『むぅ・・・。小力子の声にまだ言霊がノッておらぬようじゃな。サンよ、タオの助が掴んでいる観念をもう一度みて