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宇宙ライフシリーズ続編、【道にあるラブ】の第二回。 好念鬼ウィルスの蔓延した世界。 エロあやしく光る初老のハゲ。 ウィルスに侵され好念鬼となった妻を救わんとするタオの助。 愛する妻、小力子の運命は?タオの助は光術を会得できるのか? 愛の道を進む未知なる物語。さてさて、如何なるのでしょうか。 🙌 🙌 🙌 『霊はこちら側であった』 「ど、どういう意味で?マスター?」 『すぐに分かる。タオの助はすでに理解しておるから、ハゲの元を訪ねた。昔、noteで出会った頃のお主は
『まだ人間だと思っておるかの?』 「え!?」 『人間は大変じゃろう。現実に真剣になりすぎておるがゆえ、生まれ持つその愛の大きさに気づかず、離別や争い、闇を生み出す。愛を思い出してから遊んだほうが平和ではないかね?』 「は、はぁ・・」 『じゃが、それもあなたに必要な体験であった』 マスハゲは、頭と瞳をキラキラさせながら、微笑んだ―――。 🙌 🙌 🙌 『まだ幼いタオの助は、自らに起こることに対し、これは良いこれは悪いなどの反応をする。この考え方は間違っている、これは
「ナニひとつ問題が起きていない?・・マスター。私は、この意味が分かりません。事実、この世の中には多くの問題が溢れているではないですか?」 『死なないのじゃよ。ヒトは死ぬと思っている。そもそも、それが錯覚である。確かに死んだように思える。じゃがそれは、ヒトがそう判断している、そう反応しているだけで、本当に死んだといえるのじゃろうか。本当にすべて消えてしまったのじゃろうか』 👻 👻 👻 「・・・」 『エロエロwww。冗談じゃ。楽しければ、思考が織りなす幻想物語に没頭するの
―――全なる愛――― 過去を手放せずにいると、これは全く理解できない。でも何人かは気づく。 「あ、このハゲ。冗談じゃない」 変化しかない。なのに変化していないかのように感じるのは自我だけなのかもしれない。だが、それもまた愛の体験に必要なものであった。 雨のあとの気づきの風。 やわらかく、トキに強くも吹きながら、零れ桜となり落ちてイク。タオの助はその欠けらを見つめながら、【命】の意味を考えていた。 👶 👶 👶 己の【外側】が開き、手のひらから風のようなものが出ている。
《ア・・ハ・・ア・・ン》 「小力子!?小力子!!💦」 《ドコ・・アナ・・コ・・ニィ~》 👹 🙌 👩 マガジン【道にあるラブ】第16回。 全身から癒しのエネルギーが溢れ出し、ほぼ光術を会得したタオの助。そこへまたも好念鬼のはずの小力子から着信が!果たして愛する妻を全なる愛で救えるのか!? おハゲ様で宇宙ライフシリーズ第二部、ついに完ケツです👏👶✨ 👹 🙌 👩 『むぅ・・・。小力子の声にまだ言霊がノッておらぬようじゃな。サンよ、タオの助が掴んでいる観念をもう一度みて