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道にあるラブ

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ハゲの宇宙ライフシリーズ第二部です。不定期投稿。近未来の未知なる鬼ウィルスに立ち向かう50過ぎたおじさん「タオの助」が性長する物語。その先に手にする愛の力とは?。中心と空間。性な…
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#地球

靄晴に消ゆアレ👶👨👹👹👹👹👹👹👹👹

『イチ、ニ、サン、シ、ゴ・・・』 「マスター?ナニをされておられるのです?」 『・・お、おぉ!すまぬ。鬼の絵文字👹の数を数えておった💦』 「・・・・・」 🙌 🙌 🙌 マガジン【道にあるラブ】の第10回。 好念鬼という恐ろしい病に侵された妻、小力子を救うため光術を求めてマスハゲというエロくも怪しきハゲのもとを訪れたタオの助。 光術を極めるには、まず【毛脱】。いわゆるヌケマンであるが、それを体に馴染ませてイク必要がある。私を私と思っている思考、つまり”私”が消える領

晩春の間に日輪👶👨👹👹👹👹👹👹👹👹👹

🤍 🤍 🤍 【道にあるラブ】第11回。 前回、一瞬とはいえ【毛脱】に至り、やっとち〇こがムケたタオの助。だが、それはほんの束の間の開花であった――。 🤍 🤍 🤍 「マスター!再び【無】に至ろうとすると、思考に戻っちゃいます💦」 『心配いらぬ。長い間それに頼ってきたのじゃから当然のプロセスじゃ』 マスハゲはあくびをした後、手にした甘酒を口に運ぶと、煙草に火を点し美味しそうに吹かした。 「くッ💦イケメンで頭の良い私にデキない筈ないのに!」 『私はお下劣だけどイケメ

黄昏にアソコへ👶👨👹👹👹👹👹👹👹👹👹👹👹👹

癒愛ヌキの稽古がはじまった。 おじさんとハゲじいさんが向き合い、呼吸だけしている状態だ。だが、タオの助は思考を消し損ねてしまい、”インリン・オブ・ジョイトイ”の顔がチラついてしまっていた。 「はぁぁあああ・・💨」 『ふううぅぅぅ・・💨』 お互い深く呼吸をし、互いの中心から愛の光を吸い込み吐き出した―――。 優しくホワホワンとした感覚が タオの助の全身を包み込む。 「❗❗」 『対象を作ったようじゃな』 「参りました・・💦参りましたが、癒されました👍💙」 🙌 🙌 

宵に陽ともし頃👶👨👩👹👹👹👹👹👹👹👹👹👹👹👹

タオの助のスマホ(愛フォン69)から笑点の着メロが鳴る🎶。 「誰だろ?」 画面には、好念鬼に侵されて電話などかけることすらできないはずの、”小力子”の名前があった。 📳 📳 📳 キ〇タマガジン【道にあるラブ】第15回。理解が進み、光術を会得しつつあるタオの助。生命波による癒しのエネルギーが【内側】から放出されたかと思われた矢先、なんと鬼と化したはずの妻、小力子から電話が―――――。 👹 👹 👹 「小力子❗❗❓え?」 タオの助は『応答』をスライドし、こう叫んだ。