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死線越え自然へ

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宇宙ライフシリーズの第四部。神。つまり全なる愛へ至るドウテイを描きますが、本マガジンのテーマは死。死もまた概念ゆえ存在しませんが、理在るにおきましてはまだまだデリケートなテーマ。…
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#健康

ペニス発つ日に【プロローグ】

水の都「ペニス」。 深夜2時。私はこの人生に疲れ、まさに今、この命を絶とうとしていた。 つけっぱなしにしていたTVモニターからは「シャバネットリ・ショッピング」のCMが流れている。シャバネットリ社長の甲高い声が鼓膜を振動し、音の情報を電気信号に変え、蝸牛神経を介し脳に伝わる。 📺《北ヨーブシャー中心から仕入れたイキマス製のスカ〇ローバイブ、お値段160€のところを今なら特別価格80€!!》 バイブか。そういえば一度も味わうことなかったな・・。そう思いながら私はくだもの

たまえちゃんFaraway

『自分がここにいるのは何かおかしい』 昼休み。教室の窓際に立ち、私はそう感じていた。 学校生活が変わったわけじゃない。 ”私の内面”が変化しているのは明らかだった。 仲の良い同じクラスのある子ちゃんと遊んでいても楽しくない。つい先日までこんなことなかったのに・・。 突然訪れた違和感。 アタマでいくら考えても、心の中の”たみー”に聞いても答えは出ない。 💔 💔 💔 私は、尾神たまえ。 クラスメイトからは”かみたまほとけたま”なんてアダ名で呼ばれてる。 父の写太郎は

いのちがいのちを現して

「いや、ちょっと驚かせちゃったかも。肯定しても解脱だって伝えてもあそこまで自我強い人ひさしぶりに見たよ。あ、過去のおれか💡近しい人にはもういないなぁ、あのタイプは。観たら消えちゃったけどね」 『出雲大社に参拝はしても、《霊止すなわち人》という石碑をみて、自身の肉体も思考も自分ではないうえ、この銀河の中心力や地球の恵みに生かされており、本体は霊体が主の神の子であるとは通常気づかないからの👶残念ながら神社や宗教自体が真理のそれを正確には残しておらぬ。ゆえ、言葉は言葉にすぎぬとい

世界を映すあなた

「すげー違和感だった💦まったく。流石他人のフリしたジブンの映し鏡。鏡の世。次のステージでまた世界に神癒だな」 『ははは!面白いwあの方々は過去世でお前に集団暴行を加えた者たちだ。今回も完璧に演じてくれた👍』 「どうりで意識で伝えても・・。よってたかってきて同時に消えたからね。って愛の暴行受けても煙草吸うおれはクリシュナかマハラジか!」 『ほぉ。よくわかったな。どちらも正解であり間違いだ👶👌』 「すべては分かれたひとつって?やれやれ。まさに鏡の世が鏡の世たる所以だな。そ

誰もがホントの太陽を【エピローグ】

水の都。 神の独り子であるあなたはちょっとエロくもリアルな映画を観ております。でもまだ観念を見破っていないご様子。その心にべったりと張り付いた穢れが落ちるのはいつの日か。 本当の神の子であるならば、対象が何であれ『悪』と決めつけるようなことはしないでしょう。これだけで見分けがつきます。その目覚めが本物か偽物か。ホンモノもニセモノもありませんが😂 ポジティブかネガティブか。光か闇か。自国か他国か。幸か不幸か。男か女か。生か死か。これら表裏一体の二元性というものはすべて幻想