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死線越え自然へ

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宇宙ライフシリーズの第四部。神。つまり全なる愛へ至るドウテイを描きますが、本マガジンのテーマは死。死もまた概念ゆえ存在しませんが、理在るにおきましてはまだまだデリケートなテーマ。…
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2022年3月の記事一覧

ひっくり返る世界

自死直前だった私に突然起きた不思議な出来事。 私はおかしなコエに救われたのだろうか。コエのイメージからすると赤子のようなハゲ・・ハ!?ハゲ?・・いや、そんな事など気にならないほど、私を包むぬくもりはどこまでも深く、優しい陽だまりのようだった。 「ぇ、、愛されてる?」 『!・・面白い。これまで多くにやすらぎを伝えてきたが、その反応を見せたのはあなただけじゃ✨・・しかし驚いた。先刻の黒々とした無慈悲な顔はどこへやら』 「・・ひどい顔してたでしょうね💧」 『よくきくがいい

自殺未遂からの菩薩みたい

私はエロシ。去年コ〇ナ離婚をした。コ〇ナのせいじゃないかもしれないが、コ〇ナのせいにしておく。今思えば、マスコミを見た瞬間から感染したのかもしれない。染められたのはつい答えを求めてしまう悪い癖からかも。 離婚後、何故だかわからないが自然と触れ合うことやデジタルデトックス、ひいてはアウトドア全般にハマり、最近は週末になると山へ足をのばし、ソロキャンプ三昧の日々。 でもね。それも飽きてくるのです💧 平日は相も変わらず仕事に追われ、心休まるのはソロキャンのときのみ。趣味がある

カンペキゲームを包み込んで

花屑に 儚きものと 瞬くも 今の観桜 また山笑う ―――意味――― 落ちゆく花弁に一抹の侘しさをしのぶれど おのれの今ここにすべて在る理を赦し 尊きまどろみに移りゆくあなた 永久の花と咲く 🌸 🌸 🌸 終わったかのようにみえる命もまた途切れることなく輝く。生と死はなく、完全に消えるものすらひとつもない。変化という陰陽を内包し、ここ天国に立つあなたこそ、途方もない大きな愛に満たされた存在なのだろう。 愛そのものであるあなた。 ほんのひとときでもいい。 あなたの観る世界

春暖の瞬間に

「また、頭イタイ・・💧」 私はハルコ。最近、年のせいか体調がすぐれない日が多くなり、頭痛もしょっちゅう。イヤね。不調でストレスも増すばかり。仕事も忙しいし、会社にいけば上司のツマラナイ武勇伝とセクハラ目線👀。 あー、いっそ死んだほうがラクかも? なんてよからぬ考えまで・・。 🌿 🌿 🌿 『恩寵じゃよ。世界はあなたのためにならないことはしない。かねてより掴んでいるものを棄てなされ🎈』 「!」 妙なコエが体の中から。 やっぱり疲れのせいかしら。 『驚かせてスマンのう

見つからないワンピース

「息苦しい。生き苦しい。この国は・・・。この世界はどうしてこうも生きづらいのだろう」 人と会うのが厭。人混みが厭。 宇宙の年が明けてもアンハッピーニュー厭😩 中学生の頃。 イジメられていた私はそのトラウマからなのか、人間というもの。人に対して猜疑心のカタマリだった。家族であろうと唯一人の親友にさえ、心を開けないまま。 その強い猜疑心は大人になるにつれ、少しずつ和らいでいたはずなのに。 💻 なんでできねーの? こんな簡単な仕事が🤬💢 PCの画面越しに課長の怒っている様

自傷行為でなく自癒好意

おれはヴァギータ。 宿敵のカリモットを超えるため、日々修行に明け暮れている。 ちなみにおれの妻の名前はカルマだ。 科学者の娘ということもあり、日々ナニかに追われて怒りっぽい。 そんな妻を横目に、今日もおれは重力装置で身体を鍛える。 🐵 🐵 🐵 「ハァハァ💦・・よし、次は重力10000倍で修行だ!」 〈完全で永遠。絶対者であり、無敵の霊体であるのにわざわざイタイ思いをせずともよかろう?楽しいのであれば止めることはせぬが〉 「何者だ!?界王神か??」 〈わしか、わしは

たまえちゃんFaraway

『自分がここにいるのは何かおかしい』 昼休み。教室の窓際に立ち、私はそう感じていた。 学校生活が変わったわけじゃない。 ”私の内面”が変化しているのは明らかだった。 仲の良い同じクラスのある子ちゃんと遊んでいても楽しくない。つい先日までこんなことなかったのに・・。 突然訪れた違和感。 アタマでいくら考えても、心の中の”たみー”に聞いても答えは出ない。 💔 💔 💔 私は、尾神たまえ。 クラスメイトからは”かみたまほとけたま”なんてアダ名で呼ばれてる。 父の写太郎は