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センパイ。イエッタイガー肯定論榎本虎太朗派【ガチ恋ガーデンセレクトCD’s-オタクこれ聴け!-day 9 HAGE 2017.10.18】

お届けしてまいりました、【ガチ恋レギュラー陣セレクトCD’s-オタクこれ聴け!-】いかがでしたでしょうか。皆さんの興味を引いたCD、楽曲はありましたか?皆さんに新しい出会いをお届けできていたら嬉しいです。

さて、今回もテーマの最後をHAGEが担当させてもらいます。今回、"女子中学生"である私が紹介させていただくのは、クリエイターユニットHoneyWorksが手掛ける『告白実行委員会』シリーズのアルバム、「何度だって、好き。」というアルバムです。

全ての楽曲・キャラクターについて語ると膨大な文字数が必要なので、今回は最も有名であろう、TrySailの『センパイ。』という楽曲を中心にこのアルバムをお届けしていきたいと思います。

突然ですが、私はセンパイ。イエッタイガー肯定論榎本虎太朗派の人間です。賛否両論あるイエッタイガーですが、この楽曲に関してはCメロ終わりのあの空白で虎を放たずにはいられません。(※先に断っておきますがライブ現場でのイエッタイガーには否定派です。楽曲という作品とライブという作品は別物だと考えています。家虎は計画的に。)

ではなぜ私がセンパイ。でのイエッタイガーに肯定的なのか?このアルバムと告白実行委員会の作品を通じてお伝えしていきたいと思います。


そもそも告白実行委員会シリーズとは、HoneyWorksの楽曲を題材にしたメディアミックス・プロジェクトのことです。簡単に言うと、キャラソンの歌詞をストーリー仕立てにして、それをそのままアニメにしている作品群ですね。桜丘高校に在籍する3年生と1年生のキャラクターを中心に、彼らの恋愛模様を取り扱っています。

アルバムの2曲目に収録されているTrySailが歌う「センパイ。」は、桜丘高校1年の瀬戸口雛(CV.麻倉もも)が3年の綾瀬恋雪(CV.代永翼)に恋をするも、恋雪センパイは同じく3年の榎本夏樹(CV.戸松遥)に恋をしているため振り向いてもらえないまま、恋雪センパイは卒業してしまう……という甘酸っぱい恋を描いた楽曲です。

わかりやすいストーリー性にTrySailの歌声と楽曲の世界観の親和性も相まって、「センパイ。」に真剣なオタクも多く、虎を放とうものなら方々の界隈から袋叩きに合うこと必至の名曲に仕上がっています。私も何度も中指を立てられました・・・


ですが!!!!!!それは楽曲を単体で捉え、告白実行委員会の世界を知らないオタクの一面的な見方でしかないと、あえて言わせてもらいます!!!!!

センパイ。の曲中には登場しないキャラクターがいます。榎本虎太朗(CV.花江夏樹)、桜丘高校1年生で、瀬戸口雛ちゃんとは家が隣で同じクラスの幼馴染、サッカー一筋のヤンチャ坊主のツンデレくんです。彼についてはアルバムの8曲目、「今好きになる。-triangle story-」という楽曲で描かれています。

そして榎本虎太朗くんは、幼馴染の瀬戸口雛ちゃんのことを、昔から好きなのです!!!!ただ、虎太朗くんは絵にかいたようなヤンチャ坊主なので、素直に女の子への好意を示すことはできず、憎まれ口ばかり叩いてしまうんです。(こういうところがほんとに可愛い。萌える。)根はまっすぐな男の子なので、雛ちゃんがいないところでは憎まれ口を後悔したり、雛ちゃんを守るための行動をしたり、雛ちゃんを気遣う根回しをしたりする、そんな男の子なんです・・・。(上のPVでどんなキャラかおおよそ掴めると思います)

そして僕はそんな榎本虎太朗くんのことが大好きなんです。そして僕はそんな榎本虎太朗くんのことが大好きなんです!!!!!!!!!!!!!!!!!

考えてみてください。「センパイ。」は瀬戸口雛ちゃんが、綾瀬恋雪センパイに健気で一途な片思いをしている楽曲です。それを雛ちゃんの一番近くで見守ることしかできない榎本虎太朗くんの気持ちを!!!!!!!!!!!!!!

でも、虎太朗くんは優しい男の子なので、どれだけ恋雪センパイのことが気に喰わなくても(ちなみに恋雪センパイが好きなのは虎太朗くんの姉。虎太朗くんからすると恋雪センパイは気に入らなくて仕方がない)、雛ちゃんの恋愛を邪魔するようなことは絶対にしないのです。そんなことをしたら雛ちゃんが悲しんでしまう。雛ちゃんの希望に沿わなくなってしまう。だから、黙って耐える。そういう子なんです榎本虎太朗くんという男の子は。(好き)


じゃあ!!!!!!そんな虎太朗くんの気持ちを、もやもやした彼の気持ちを!!!!誰が晴らしてあげるんですか!!!!!!!!!!!!!!!!

僕しかいないでしょう。

「卒業してしまうのに、なんにもできないままです。手紙を書いてみました。センパイの悪いところ全部、全部、全部。」

こんな、こんな、こんな虎太朗くんにとってつらい出来事、虎太朗くんは我慢しても僕は我慢できないんです!!!雛ちゃん、早く隣を、いつもそばにいる榎本虎太朗くんのことをもっと見てくれ!!!!!!!!!!!!!!!!!

そんな気持ちを言葉に載せて、僕はセンパイ。で叫ぶんです。

イェッタイガー!!!!!!!!!!!!!!


以上。センパイ。イエッタイガー肯定論榎本虎太朗派の主張でした。榎本虎太朗くんに興味が出た人は、『好きになるその瞬間を。』という映画を見てください。あるいは、「三角ジェラシー」「今好きになる。〜triangle story〜」「大嫌いなはずだった。」の楽曲のどれかを聴いてください。

アルバム15曲目に収録されている「大嫌いなはずだった。」、できれば「好きになるその瞬間を。」の映画を見てから聴いてほしい楽曲ですが、恋雪センパイの卒業後の二人の関係を、榎本虎太朗くんの視点から描いた楽曲です。本当に好きな楽曲です。

アルバム12曲目の「花に赤い糸」は、瀬戸口雛ちゃんが「センパイ。」の楽曲から少し進んで、恋雪センパイに告白できなかった雛ちゃんのその後まで含めて描いている作品です。榎本虎太朗派の僕にとって救いの一曲です。


今回はアルバム全16曲のうち、4曲だけを取り上げて紹介しましたが、4曲で絞りに絞ってこれだけ語ることがあります。これだけのストーリーを秘めた『何度だって、好き。』というアルバム、『告白実行委員会』というシリーズに、みなさんどうか触れてみてください。

11月24日から、3年生を取り上げたTVアニメ、「いつだって僕らの恋は10センチだった。」の放送も始まります。この機会に乗り遅れないでください。よろしくお願いします!

以上、ガチ恋ガーデン共同主催のHAGEでした。こんなトークを楽しみに、10/28(土)、是非イベントにお越しください。