Fly me to the moon

多分何の説明も必要ではない程有名で、好きな曲である。

歌詞もホント素敵で…゛in other words…”以下の想いをサラッと唄に載せて伝えるところも実に小粋!

相手をとても月になど連れて行けないながらも、この曲で愛を囁きあった夫婦、カップルはどれくらいいるのだろう?

そんなことを考えながらまだ寝ている嫁さんを見ていたら、何故か足の指を曲げたり伸ばしたりしていた…なんか可愛いw

私のこの曲への想いはシナトラ時代ではなく、多分これからだ。

さあ関東圏昭和の方々、お気付きだろうか?

そう「三井奥さま劇場」である。

20歳の頃だったか…バイト先でひとまわり程歳上の上司から貸していただいたCDにこれが入っていた。イントロで「あ!」となったのをよく覚えている。

この「ROAD SONG」も普段持ち歩いているプレーヤーから外れたことはないな。現在おもしろいのはアルファベット順故なんだが、レインボーの「RISINNG」とキッスの「ROCK’N’ROLL OVER」にこのアルバムが挟まれているのがなんともなw

クロスオーバーとかフュージョンなんて言葉が出来る前の時代だな。もっとより分けるならイージーリスニングに括られていてもおかしくない。

この「ROAD SONG」後、ウェスモンゴメリーは残念ながら他界してしまう。そののちジョージベンソンの「BREEZIN’」が製作されていく流れになることを考えれば、ウェスモンゴメリーはフュージョンミュージックの祖であると思う。

当時はエフェクターなどもまだ進化しておらず、オクターバーだったりピッチベンドするものなんて無かったからオクターブ奏法は、主旋を奏でるサウンドとしては画期的だったんだろう。


「ROAD SONG」がお気に入りならこの2枚も外せないな。

まだもう少し籠らなアカンでみんなウェスモンゴメリー聴こうぜ!


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