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音読楽屋噺

 このところ人様の作品を勝手に読ませていただき音声ノートを投稿させていただいている。

 勝手に読ませていただいているのでこの場をお借りして作者の方々には御礼お詫び申し上げます。
 ホントにありがたく、そして申し訳ありません。

 
 “朗読”と呼べるほど朗らかではないので
“音読”と…脂っこく読むので“浪読”も使ったがこれは本職の方があるようで…。

 作品を“コレ”と決めてからが楽しくて仕方ない。

 なんといっても自分の喋りで仕上がりの雰囲気がしれているせいもあり大体BGMが先に鳴り始める。ガイドが浮かんだ後は生活の狭間の大半の時間はそのことを考えているようで…。

 声を録る時はさすがに独りの時間で録っているがBGMの作製や音声の編集作業は嫁さんが居る時間でも可能なので、嫁さんはやたらBGMの製作過程を見せられる、聴かされることになる。

「さっきのとどこが変わったの?」
「なんでそんなの足さなきゃいけないの?」

 なかなか追い込まれながらの作業になる。

 
 本編で書くと原作も汚れかねないので遠慮したが、今回特筆すべきはポップガードなのだ。

 前回よりボイスレコーダーを導入したが滑舌も悪く破裂音のキツい私はノイズを多少でも軽減させたく、せめて息の吹きかかる音だけでも抑えようとポップガード替わりを試してみるわけだ。

 前にティッシュを使ってみたが紙なので軽い故にあおられる音がする。じゃ今回は他の素材にしてみっか…と適当さは変わらない。

 今回は捨てられる前のパンツを使用してみた。

 オッサンがこのクリスマス時期に部屋の中で独りパンツに向かって喋りかけている様を想像してみてほしい…パンツの前から離れても同じ言葉を何度も言い直していたり…隣の方が見ていないことを祈るばかりである。

 パンツであるメリットも感じない上に果たしてガードになったのかも難しい。

 本編中で河童の“パ”がけっこう吹かれているのはパンツの“パ”が反応したからに違いない。

 この履き古したパンツを加えることで別な広がりも見えてくる。

「このパンツを使ってください」という奇特な申し出があれば、パンツ所有者とのコラボとしても成立するんじゃねぇかってことだ。

 “○○さんのパンツ”とクレジットされたい方は臆することなく送っていただきたい。

 
 今はまだ次の作品を決めていないのでこんなしょーもない話を書いたりしてるんだな。

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