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【Life is Journey:世界一周癒しの旅②】「やっぱり島が好き~イースター島編②」

2日目は、島の南東部を回るツアーへ。私と同じ日に到着した卒業旅行中の大学生(バイトではなく、「株で」60万円貯めて南米に来たそうだ)も免許がないとのことで、一緒にツアーに入ることにした。ファンキーなガイドに、サルディーニャから来た女性とマドリッドから来た男性、ベルギー人夫妻など8人でこじんまり楽しかったが、80ドルもする高い入園料をとっておきながら、さほどきれいでもないトイレに500ペソ(80円)をとるとはけしからん。

巨大なモアイが15体、海を背に並んだイースター島最大の遺跡「アフ・トンガリキ」は、さすがに迫力あったが、復興モアイなのでちょっと作り物感も。それより製作途中のモアイがあちこちに転がってる「モアイ公園」とでも呼べそうな石切り場跡「ラノララク」がすごく良かった。「夏草や兵どもが夢のあと」。モアイに込めた職人の思いが時空を超えて伝わってくる。そして、こんな石の塊をどうやって運んでどうやって立てたのか?謎は深まるばかりなり。

イースター島というとモアイばかりが有名だが、実は自然も素晴らしい。ツアー最後のビーチでは、モアイを見ながらひと泳ぎ。黒くてごつごつした火山岩ばかりのこの島に、こんなきれいな白砂のビーチがあるとは、びっくりだ!波がめちゃくちゃ強くて、戯れているだけでも楽しい。砂浜では半裸のおじさんがココナツの木にするすると登ってはココナツを落として売っている。ワイルド!

イースター島では、毎晩「夕陽モアイ」を見に行った。夜はまた、セビーチェ&ビール。スーパーで3000ペソのビールがレストランで4,000ペソはいいが、セビーチェ一皿14000ペソ(2000円強)はちょっと高すぎ。ポテトではなく、サツマイモのフライが島っぽい

イースター島の夜明けは8時頃(日の入りも20時ごろ)。最終日は夜明け前に宿を出て、鳥人伝説のあるオロンゴ近くラノララクの火口までトレッキング。森の木々のフレッシュな香りに包まれ、手つかずの自然でいっぱいの山道を歩く清々しさ。一休みして、振り返った時の景色がまた素晴らしく、「ダイヤモンドヘッドに上ったみたい!」と盛り上がる。ツアーで一緒だった大学生がペースメーカーになってくれたおかげで、1時間半かかるところを50分で到着。

凄いスケールの火口がまた大迫力で、映画「君の名は」の隕石が落下した糸森町を思い出す。期待していなかった分、モアイより感激したかも!

最後のランチは、イースター島らしくマグロのエンパナーダを「クラブサンドイッチ」でゲット。おいしかったが、たぶんこの油が原因で、サンチアゴに戻る機内で七転八倒。冷や汗が山のように吹き出てどうなることかと思ったが、サンチアゴに着くころにはほぼ回復。揚げ物には気を付けようと戒める

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