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雨の日の湿った大気は、口に含めば雲の味がする
数千メートル上空で生まれた雪のひとひらが 今、僕のてのひらで 音もなく その生涯を終えた
文 by 葉月なゆ まるで燃えているような夕空 いつか 何十億年と時が過ぎ 地球が燃え上がる…
文・写真 by葉月なゆ 南国の街路樹 私の住む土地とはまったく違う気候と歴史が カタチになっ…
文 by 葉月なゆ 雨が降っている 降ってくる雨粒は いったいいくつあるんだろう 試しに、足…
文 by 葉月なゆ 人と建物でいっぱいの街で 私は生まれ、大きくなった 地平線をこの目で見た…
文 by 葉月なゆ 薄青色の空に浮かぶ白い月 濃紺の夜空に浮かぶ金色の月 違う姿に見えるけど 月は何ひとつ変っていない ただ、地球から眺める人間が 違うと感じているだけ
(文 葉月なゆ) 地平線へ向かって 雲がずーっと連なっている 私に見えるのは、ここまで …