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閑古鳥の鳴く時、それは次のスタートの合図

人生は、いつもの上り坂とは限らない。時には、谷に落ち、沼にハマることもある。

ただし、それ以降どうなるかはあなた次第なのではないか。

ギリシャアテネにある、とある紳士服の仕立て屋が、財産差し押さえに追い込まれながらも、新しい活路を見出すお話。2021年9月3日(日本)公開『テーラー 人生の仕立て屋』。

それでは、予告編をどうぞ。

彼は、アテネで創業した、紳士服一筋のテーラーだ。

テーラーとはファッション用語らしく、ファッションプレスによると、

スーツなど紳士服の仕立て屋、洋服屋、裁縫師。寸法取りやデザイニング、チャコ引き、型紙起こしなど一連の流れをさす。 「tailor」の語源は「to cut」で狭い意義では「裁断」を意味する、あるいは意味するところからテーラーという言葉が生まれたとされる。 婦人服(レディースウェア)の仕立てをさす「ドレスメーカー」の対語とされるが、近年は婦人服でもテーラリングの技術が用いられるようになった。

ということらしい。

紳士服といえば、高級なスーツである。人によっては、テーラーに仕立てられた完璧な紳士服を一生使い続ける人もいる。そんな紳士服はすぐに売れるはずもなく、店では閑古鳥が鳴く状況だった。そんななか、銀行からの財産差し押さえの話まできてしまった。絶体絶命と考えることもできる。ただ、彼は違った。

今のままではいけない。そう思った時、客が来ないなら自ら出向いていこうというのである。そして、始めた「移動式テーラー」。高級な紳士服が道端で買えるとは、思いもしないだろう。紳士服を道端で買うものではないという、価値観の人もいるかもしれない。

ただし、始めなければ何も起こらない。沼にハマったまま、静かに待つことが最良といえるのであろうか。何もわからないなら、とりあえず行動してみよう。

そんな背中を押してくれる映画になりそうだ。

そう、「人生は測れないから面白い。」

それでは、それでは。


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