やっぱ魔界が好き

いや嫌いだったわけじゃない（笑）
改めて自己判断として再認識したということを書いていこう

先日開催された第75回魔界〜LIGHTNING STRIKES〜
2023年5/11公演

第75回魔界のフライヤー

魔界とはハイブリッドエンターテインメントの
ロック×アクション×演劇×ダンスが駆け巡る舞台公演です
こちら→魔界公式サイト

私は佐々木小次郎として剣士の役柄で第9回から出演させていただいてます
（出演当初は「へるすたぁ」という謎人物の役柄名でした）

もともとのキッカケは
いま世界中で活躍している8弦ギタリストのISAOさんに誘っていただいたのが始まりです
ISAOさんのお誘いにとても感謝しています

私が参加した当初の魔界の音楽班は
ISAOさんが手探りなところから中心になって
音楽班を築いてくれていました
この時期が魔界音楽班の黎明期になるのかも知れませんね

その後
ボーカリストでもありクリエイターのNashが参加
ISAOさんが魔界を卒業されたこともあり
Nash中心の楽曲による歌もの中心的な魔界音楽班第２期がスタートします

そしてまもなく
若手ギタリストのマモルくんが参加
私とマモルくんも魔界用の楽曲を提供し始めます

この時期には音楽班の円熟度が感じられ
魔界音楽班によるCD音源を発売したり
音楽班スピンオフとしてのライブ公演を開催したり
音楽班の安定期に入ったように思われましたが
コロナ禍になります

そしてNashが体調の問題で魔界からフェードアウト

私とマモルくんによる音楽班第３期がスタートするのです

魔界の公演自体も本数が激減し
音楽班をどう立て直すか？
という目標すら考えられずに数年が経ち
今年2023年に入り
やっと隔月ですが本編の魔界は戻って来たのです

昨年から私とマモルくんも新曲をたくさん書き
私はダンサー用の舞曲も作ってみたりもしました

音楽班第３期の頑張りどころです

でも何か寂しさを感じてもいたんです
とても個人的なことなのかも知れませんが

あの第２期安定期のNashイズムが足りていない

もちろんNashの楽曲を他の方が歌ったり
今でも魔界で使われる楽曲はあるのですが

どうしてもNashの歌声を求めてしまう感覚
これが無いとは言い切れないのです
他の歌い手さんの問題では全くなく
その原曲の持つ力が
アーティストと強く結びついているんだと思います

これは私の個人的な意見ですよ

そんな歯痒さを個人的に感じる中で
突然に魔界の監督さんであり小説家でもある
眞邊明人さんから

Nash曲『Cold Blood』をバラードにアレンジできないかな？

という
とんでもないオファーが飛び込んで来たのです

とんでもないとは失礼な（笑）
自分では想像もしなかった方向からの
完璧なNashイズムのオファーだったからです

個人的にNash曲で一番好きな『Cold Blood』

これをNashに最大限のリスペクトで
今の魔界音楽班第３期としての最高のアレンジで
最新の魔界の舞台に落とし込んでこそ
リアルNashの郷愁ではなくNashイズムの殿堂入りなのではないかと
個人的に熱くなって仕上げたのが
前回の第75回魔界で最後に披露された
Jinくんが歌う『Cold Blood〜バラードversion〜（仮）』でした

第３期音楽班のピースがまた1つピタっとハマった瞬間でした

このような私の個人的な思いが
魔界にどのように作用しているかは
自分では分かりませんが
皆さんに楽しんでいただけてることを願います

もちろん
もう1曲まっさらの新曲で披露された
原田左之助役こと紗良ちゃんの曲も同様の思いです

『疾き剣の如く』という新曲を書かせていただきました

いつも元気な紗良ちゃんに
元気ハツラツな曲を提供したい
けど魔界は殺し合いの怪しい血の匂いがする演出空間
そこをギャップ萌えのあえて明るいノリノリ曲で勝負しました
魔界に合わせた「エモさ」が勝負どころです

この曲に関しては魔界通信第14回の配信にてお話しさせていただいたので
↓こちらをご覧になっていいただけるといいですね！
https://youtu.be/L8Sm9q7bNDI

こちらも楽しんでもらえれば嬉しいです

ということで
いろいろ私が参加してからの魔界音楽班について
書かせていただきました
最後まで読んでいただいてありがとうございます

改めまして魔界の最新情報は
こちらへ→魔界公式サイト

私の他の音楽活動もチェックしていただけると嬉しいです

＜小林信一Information＞
https://linktr.ee/Shinichi_Kobayashi