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【育児日記】 熱性けいれん①

こんにちは!
だいぶお久しぶりな投稿です。
noteを放置している間(見てはいました)に息子は2歳になりました。

タイトルの通り、この間息子が熱を出したときに初めて熱性けいれんが起こしてしまったので忘備録として残しておこうと思います。

・前日の違和感 

寝る直前までとっても元気で食欲もいっぱい。さて寝ようと寝室に誘い一緒にごろごろしていました。最近は寝付く前に布団の上でスキンシップ(という名の暴力)を取ってくる息子。
その日も私の顔を叩いたり蹴ったりしてなかなか寝付きません。寝る時はおしゃぶり必須なのですが、なぜかおしゃぶりがよくはずれる、そしてシーツがよだれまみれになってる。なんでだろうなぁと思いつつその後就寝。今思えば熱が出る予兆かなにかだぅたのかな?
深夜3時頃にうとうと私が目を覚まし、息子を触ってみるとなんか熱い気がしました。けど私も寝ぼけてたこともありそのままもう一度就寝。

・案の定熱が出た

朝起きていつものようにご飯を食べる息子。食べ終わってから検温するとなんと39度。あー、やっぱり熱だったか、と思いながら職場と保育園にお休みの連絡を入れました。鼻水と咳はずっと続いていたので風邪っぽいな。

あまり仕事を休めないこともあり熱がないと病院には行けない。かかりつけの病院の発熱外来は午後からだから、午前寝させてから午後イチで受診しようと思い寝かしつけにかかる。

息子は熱が出ても機嫌良く食欲もすごいことがほとんどだったけど、この日は寝室で大泣きし寝る気配がなかった。仕方なくリビングで息子が好きなピタゴラスイッチを観ながら様子を見ていたがすごく機嫌が悪く明らかにいつもの熱と様子が違かった。

かかりつけの病院、午前に行けないかなとホームページを見たらまさかの3月で小児科がなくなり、その日はお医者さんがお休みで休診だった。もう一つ近くの病院は感じが良くなくて不信感しかない。

少し考えて職場の保育園でお世話になってるクリニックが隣駅にあるからそこに行こうと急いで準備を始めた。(自宅と職場が近いのです)クリニック名を調べたらもう診察をしているようだったので家を出る準備を始めた。ちなみにこのときちゃんとホームページを見るべきでした。

急いで着替えて多少のメイクをしてると突然座っていた息子がパタっと後ろに倒れて一瞬だけびくっ!ってなった。あまりに突然だったのですぐに抱っこして身体をさすったのだけれど、さすっている間にふと脳裏に熱性けいれんの言葉がよぎる。その場合本当はすぐに動かしちゃいけないが、そのときはびっくりして頭をぶつけてないかすぐ確認してしまった。そのせいか機嫌は悪いけど普段に近い様子に戻った。けどもしかして…と思い急いで息子をベビーカーに乗せて家を出た。

いつも立たしているベビーカーの背もたれも最初から倒して横になりながら駅へと向かう。ベビーカーに揺られながらうとうと目をつぶる息子。いつも声をかけてくれる警備員さんも少し様子の違う息子にあれ?っという様子だった。寝ているのか起きているのかわからない息子は駅に着いて大好きな電車を見ても反応がとにかく薄かった。「辛いね、病院行くからね」「がんばってるね」とにかく声をかけながら少しでも息子が安心できるように努めた。

隣駅に着きクリニックへ向かう。場所を調べるとよく知っているところだった。クリニックは建物の2階。エレベーターで上り自動ドアに書いてある貼り紙が目についた。"発熱のある方は事前にご連絡ください"…やっちまった。確かにこのご時世、そのような対応をしている病院がほとんどだ。あまりに慌てていてしっかり確認をしなかった私がいけない。けれどもう目の前だったので意を決してクリニック内へ。

とても明るいクリニック、受付の方に初診であること、発熱があるが電話しないで来てしまったことを謝罪と共に伝えた。受付のお姉さんは「大丈夫ですよ。」と優しく対応してくださり、また発熱があるので待合室とは違う隔離室に通された。

隔離室に入ると息子は抱っこから降りたがったのでそのまま放流。狭い隔離室内をうろうろ歩き回って探検していた。私は問診票を記入している。ちょうど書き終わった頃、看護師さんが問診票を取りに来て「少々お待ちくださいね。」と部屋を後にした。息子も探検が飽きたようでまた抱っこを求めてきたので抱っこ。お話しているとドアの外から看護師さんがいろいろ今日の様子やアレルギーの有無など質問を投げかけてきた。私は息子を抱っこしながらその質問に答えていく。

すると突然息子が私の腕の中でびくびくっとけいれんを起こした。両手足がバタバタ激しく動き黒目が上の方へ。すぐに熱性けいれんだと思い、ドア越しの看護師さんに「けいれん起こしてます!」と急いで伝えた。

看護師さんは血相を変えてお医者さんを呼びに行ってくれた。お医者さん来るまではすぐだったけどその間に「息子を横にした方がいいよな…でもこの部屋の椅子細いから落ちるかな。」と冷静に考えている私がいた。お医者さんが来てから横にしてと指示をもらったので息子を椅子に寝かせる。まだけいれんは止まっておらず椅子もガタガタ音を鳴らす。口から泡のようなよだれも出てきていた。

看護師さんはずっと「お母さん大丈夫だからね、安心してね!」と処置をしながらも私に声をかけてくださった。すぐにダイアップ(座薬)を入れてもらい、呼吸がうまくできてなかったため酸素の吸入マスクをつけられた。けいれんが落ち着き薬が効いてくるととろんとまどろみ始める息子。ただマスクをつけて口周りもよだれだらけであまりに痛ましい姿だった。

そこからの処置は私にはよくわからなかったが脈拍を測ったり血圧を測ったり指にバンドを巻いて血液の中の酸素の濃度を調べたりといろいろしてもらった。採血もすることになり私は一旦退室。その間に旦那に今の状態をLINEで連絡。すぐに返信が来たけれどとりあえず仕事中なので戦力にはしなかった。
まどろんでいた息子は採血で大泣きをしていた。痛いよね、私も採血大嫌いだもん、小さい身体で辛いよねと思いながらもきっと保護者がその様子を見て心配しないように退室を促されたのかなと思った。


採血が終わるとまた部屋に呼ばれた。子どもって手の甲から採血するのね、新生児の時は足のかかとだったなと思いつつガーゼを抑え血を止める。息子は朦朧としながらも時々ふぇぇ…と弱々しく泣いていた。コロナとインフルエンザの検査もして陰性だったのは一安心。鼻水とよだれも吸ってもらい少しすっきりしているようだった。

お医者さんと看護師さんがなにか話してるけど、よく聞こえない。すると突然「○○病院って行ったことある?」と聞かれた。「ありません」と答えるとそのまままた話し始める。そして「意識の戻りが遅いので○○病院に救急搬送しますね。」と。


ちょっと長くなったので一旦おしまい。

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