カメラマン マッチング・サービスについて その1 ミツモアってどう?

今日は撮影関連のことについて書いてみようと思います。ミツモアやゼヒトモ、Fotowa やAMIといった「撮られたい人と撮りたい人」のマッチング・サービスがあり、これらいいくつかに登録しています。どこも一長一短あって、「これだ!」というのは正直ないかもしれません。

で、実際のところどうかというのがこれから始めようとする人にとって気になるところではないかと思います。何回かにわたってこのあたりについて感想を書いてみたいと思います。

まずミツモアですが、これは発注側が予め前金などを払う必要がないので、気楽に募集しやすいのですが、受注側は、案件ごとにエントリーするたびにお金を払わなくてはならなず、かりに落選しても返金されることがありません。もっとも広告費という考え方もできなくもないのですが、成約率は低く、また仮に成約してもの段階ではまだユーザーは1円も払っていないため、ドタキャンなどされても返金はされません。

ではまったく返金されないのかというとそんなことはなく、まったく読まれることなく何時間(48時間だったかな)経過すると、エントリーフィーは返ってくるのですが、成約しなくても発注側がこちらの応募を読んだ段階でエントリーフィーは没収されてしまうので、読まれた上にほったらかしだと(この既読スルーは非常に多い)、まるまるミツモア側の儲けになってしまうわけで。多くのプロが憤慨しているのはまさにこの点なのです。ミツモア側がサクラを雇っているのではないか? と言われてしまうのも仕方がないと思いますね。真偽の程はさておき。

企業ではなく一般の人からの発注者に無責任な人が多いので、注意したほうがいいですね。これまでも何度か「やっぱり気が変わった」とかで前日になってキャンセルをくらったケースがありましたね。(苦笑)

また、プロとアマ混在しているのも問題です。アマがとんでもない安値でエントリーすると発注側は、いくら技術の低くても、当然料金の安いほうを選ぶ。この状態が続けば、いずれプロは駆逐され、クオリティの低いアマチュアばかりになり、結果全体の評価も下がることになると思うのですが…。他のサービスでは、事前にスキルチェックを行っているところもあるので、ぜひそのあたりは改善して欲しいものです。



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