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67歳☺︎最後まで手を繋いでいようね《わたしの100年》

少しずつ、少しずつ、歩くペースがゆっくりになってきました。

昔はへっちゃらだった坂道も、疲れてしまうな〜。

いつからだろう、走れなくなってきたのは。

おわりの足音が聞こえてきた?

まだまだ元気だよー!

って孫ちゃんたちに言われるけど。

残り約30年もあるんだけど(笑)

おわりの足音。

死ぬことだけががおわりではない。

走れなくなること。

坂道を登れなくなること。

耳が遠くなっていく、目が霞んでいく。

わかっていたけど、少し切ないものですね。

でも、変わらないことがある。

あなたが歩く時に手を繋いでくれること。

何歳になっても車道側を歩いてくれますね。

私は何歳になっても、きゅんってしてますよ。

もう出会って30年以上経ちますね。

不思議ですね、30年前よりも好きなんですよ。

一緒にいればいるほど、好きが積み重なっていく。

あなたと出逢えてよかった。

あなたが手を繋いでくれるから私は何も怖くない。

走れなくなっても、坂道を登れなくても、

耳や目が悪くなっていっても手の温もりは変わらない。

まだまだこれからも、手を繋いで歩こうね。



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