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絵本「いろいろへんないろのはじまり」

絵本の紹介です。

読みやすいように私なりにまとめています。

とても美しいアート性のある絵本、4歳児以上向け

絵本「いろいろへんないろのはじまり」

アーノルド・ローベル作 まきたまつこ訳

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ずっとむかし、色というものはありませんでした。

ほとんどは灰色で、そのころを「灰色の時」と言いました

ある日、魔法使いがみょうなものを作りました

「これは面白そうだ!」

魔法使いが家をぬっていると、人が集まってきました

「いったいこれはなんというものですか?」

「色じゃ。わしは青色と呼ぶとこにした」

「お願いです、分けてください」

「もちろん」

こういうわけで、青色のときがはじまりました。

でも、青色はそんなによくなかったのです。

みんな、ちょっぴり悲しい気持ちになりました。

「そういえば、何日も笑っていない・・・」

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そして、黄色のときは眩しくて目がチカチカする

赤色のときはみんな怒りっぽくなってしまったのです。

困った魔法使いはたくさんの色を作りましたが、

壺から溢れた色が混ざり出したのをみて「これじゃ!これじゃ!」と大喜び!

魔法使いは、色を混ぜて「バンザーイ!」と大喜び

近所の人たちに「全部持っていってくれ」

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やがて魔法使いは窓を開け「うん、全く申し分のない良いながめじゃ」

もう誰も色をかえてくれとは、言わなくなりましたとさ。

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