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平日休みの私の育児

こんにちは、ハチノです。

ゴールデンウィークが終わって普段のペースを取り戻したところで、
今日は住宅関係の仕事をしている私が、平日休みの良さを語ります。

我が家のお休み状況

前提として私の休日について書いていきます。

私は社会人になってからずっと平日休みです。
住宅や建築業界は「火と水を嫌う」といって、
火曜日と水曜日をお休みにされているところが多いらしいですね。
(この話美容師さんから聞きました 笑)


土日祝日は好きなように有給が取れるわけではありません。
カレンダーの赤字のところは当然のように仕事があり、プライベートの予定がある場合は数ヶ月前からシフト管理をしている上司に申告し、許可をもらって有給を取ります。
同僚何名かと希望日が重なる場合はあみだくじで当たった時しか取れません。

労働基準法的に好きな時に休みが取れないのはどうなんだという感想が出るかもしれませんが、
お客様とのミーティングはどうしても土日祝に偏るため人手が必要になるのは自然なことではあります。
経営する側としては数字も積み上げなければ会社を維持できませんし、
いわゆる「事業の正常な運営を妨げる」ようなことになりかねないので、
ここはまあ致し方ない場面もあるでしょう、と思っています。

住宅業界だけでなく、サービス業の方は私と同じように
土日祝日はお休みが取りづらいのではないかと思います。

そして夫は土日休みという名の日曜休み。
繁忙期は土曜日も仕事をしています。
子どもは今年小学校に上がりましたので、平日は基本的に授業です。
我が家の休日はそんな感じです。

平日休みでよかったこと

10年以上平日休みで過ごしてきてよかったと思うことは、

・大体どこに行っても空いている
・大体どこの予約もスルッととれる
・入場料や宿泊費や映画やランチなど料金が平日割引で安い時がある
・病院がやっている
・役所もやっている

というようなところでしょうか。
それとは別で、育児をしていて平日休みでよかったなと思うことを挙げていきます。

自由時間が取れる

まずはこれ。特に幼児期はこれが本当に良かった。
育休の間は子どもと何をするのも一緒で、家にいても好きなことができるわけでもないし
家も散らかるしで落ち着く時がなかったです。
復帰後は少なくとも週に半日、多ければ半日×2回、「誰の許可も必要なく」「定期的に」自分一人で静かに過ごす時間があるっていうのは自分にとって大きいメリットでした。
子育て中の息抜きとして「たまには自分一人の時間をとりましょう」と言われますが、自分一人の時間を確保するためには夫や親、公的なサービスに頼ることになります。
夫も私も土日休みだったら夫にや親に「⚪︎日は××をしたいから子供見ていてほしい」とお願いをしなければなりませんが、そのやりとりや相手の都合を考えることに頭を使わなくても良かったことが私のストレスを大きく減らしてくれたと思います。


夫に育児の主体性を持ってもらえる

子どもが保育園に通っていたときは夫が仕事のことが多かったので
土曜日も保育園に行ってもらっていました。
そのため我が家では「保育園は平日に1日と日祝にお休み」というルールで
登園をさせていました。
そうなると日曜日と祝日は夫と子どもが家で2人だけになります。
日中何をして過ごすのか、何を食べさせるのか、ケガをしたりしないか、
服が汚れたらどうしたらいいのか などなど日常の細かいことを夫が自分で考えることになります。

初めの頃はどうしていいか分からないことも多かったようですが、
私の方もとりあえず2人ともケガなくそこそこ楽しく過ごせていたら
1日中テレビを見ていようがまともにご飯が食べれていなかろうが
部屋が散らかっていようがまあいいか、と考えるようにしていました。

年末年始やお盆などお休みの重なった時の感じからすると
私が家にいた場合は私にどうしても頼ってしまうというか、私の指示を受けて動いたり、何も言わずに昼寝していたり、ふと気軽に夫一人で買い物に行ってしまったりしていたんじゃないかと思います。
(あと私も多分そんな様子を見てイライラしたんじゃないかと思います)

おかげさまで夫は子どもがずいぶん小さい頃から
夫一人で1日子どものお世話ができるようになっていました。
祝日が重なる時には夫と子どもだけで実家に行ったりすることも
抵抗なくできるようになっているようです。

小学校に上がってからも土曜日は学童に行くことになります。
わが子は今のところ「土曜日の方が人数が少なくて落ち着いて過ごせるから良い」と言っています。
楽しんで行ってくれるのであれば嬉しいです。


行きしぶりに対応しやすい

娘は保育園に通っていたとき「今日保育園に行きたくない」という日が多い子どもでした。
基本的には保育園も先生も好きなのですが、
お友だちとちょっといざこざがあった とか
親からすると休むほどでもない体調不良 とか
あとはちょっと転んでケガをしていた とか
とにかく「おお、そうきたか…」というような理由で保育園を休みたいと言うのです。

そうなると親としてはまあ葛藤がありますよね。
子どもの気持ちを汲んであげたい気持ちと自分の仕事の都合で板ばさみです。

今のところ小学校の授業は楽しいようで毎日通えているのですが、
すでに「平日の学童はあんまり好きじゃない」と言っています。
私が平日休みなので学童に行かなくてもいい日が週に2回あるということが
子どもにとっては息抜きになっているようでありがたいと思っています。

先日、Voicyで尾石晴さんが「子ども有給」について話されていました。

ざっくり言うと「子どもにも何の理由もなく学校を休んでいい日を作る」というお話なのです。
「子どもだってちょっと疲れたなと思うことはあるよね」という部分に私もとても共感するのですが、これも仕事の都合と子どものその時の気持ちがうまく合わないと悩みますよね。
我が家はいつでもとはいきませんが、誰に迷惑をかけるでもなく「私がお休みの日は休んでもいいよ」という風に言ってあげることができる日もあるので、近々娘にもそのように伝えるつもりです。

いつか子どもがちょっと心が疲れたなと感じた時に
話しやすいと思ってもらえるといいのですが。


無駄遣いが少ない気がする

家族揃っていないので週末遠くに出かける回数が少ないです。

毎週末ずっと家族揃って家にいることに飽きると遊びに出かけることも多くなると思うので、外食の回数も今より多かったんじゃないでしょうか。

私の子どもの頃よりも、大型のショッピングモールが子育て中の家族にはすごく行きやすい場所になっています。
私ももし毎週末に家族が揃うなら行く頻度は今より多かっただろうなと思います。
子どもの物も自分のものも夫のものも、必要なものが一箇所に出かければ大体揃うので便利ですし、
間の休憩やごはん、暇つぶしにも事欠かず、
天気にも左右されない居心地の良さ。

でもそうするとついおもちゃをねだられたりして買い物することもあったでしょう。
というより大人が物欲に負けていた気がする。

普段の休日は家の中や近所の公園で過ごし、
たまーに旅行の計画が立てられたらその分贅沢に回していると思えて心が痛まずに楽しめていると思います。

学校行事は参加できるのか?

ここまでメリットばかり書いてきましたが、心配なこともありました。
一番の問題は土日に行われる行事に参加できるのかということです。

保育園の運動会やおゆうぎ会は毎年土曜日に行われていたのですが、
同僚のお子さんのスケジュールと被るとどうしても諦めないといけない時もありました。
ただ、1〜2歳児の行事って参加してもほんの少しのことが多いんですよね。
運動会でいえば短い距離を走る とか、一瞬で終わってしまう。
それが分かっている時は自分が本当に休みたい時にのために同僚に譲るようにしました。
コロナ禍以降行事もかなり縮小されましたし、動画配信も行ってくれたので良いバランスだったの思います。

では小学生だとどうなのか。
わが子が通う小学校の年間行事予定を見ると、授業参観も含めて行事は平日に偏っていました。
(逆に土日がお休みのご家庭は毎回都合をつけないといけないの大変では???と思いました)

唯一運動会だけは土曜日に行われるようですが、
それも午前で終わるスケジュールと聞いています。
今後上司との話し合いでどのようになっていくか、機会があればまた改めて書いていきたいと思います。

長くなりましたが、最後までお読みくださってありがとうございました。

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