何者なんだろうか。
周りから見たらどんな人間だろうか。
したい事はなんなのだろうか。
これから先どうなるんだろうか。
周りからの視線も塞いで、自分の意志にも蓋をしている。
多分少し殻に閉じ籠っちゃっているんだろう。
でも別にそれが悪いことじゃなくて、そういう時だってあるさって。
君は人生、自分を甘やかす日々があったって悪いことじゃないんだって言ってくれた。
多分、今深海にいる。
日常はすごく静かだ。
流れる時間は緩やかで前よりも日差しが入らない。
こうやって深い底でぼーっと過ごす。
そんなのも良いなぁと思ったり。
でも、思うんだ。
此処に居るべきじゃない。
海面へ浮上するんだ。
そう。深い底から自分の足で。
その姿が醜くてもいい。とにかく自分の足で上へ。
少し陽の光が見えてきたね。
海面に浮上したら伝えるんだ。
お待たせって。
その言葉がどんなに歪だったとしても自分の口で思った事をそのまま。
多分思った事は言葉に出さなければいけない。
余計な事は考えるな。
そう。その調子。
まだ陸に上がっただけだろう。
此処からだよ。まだまだいけるよ。
今は軽やかでそのまま空に浮けるんじゃないかって。
無理はしないで一歩一歩。
今からでも大丈夫だよ。
世界は薔薇色。
僕こそが、君こそが中心です。
あぁ、世界は素晴らしい。
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