妊活、そして化学流産

息子を授かるまでの、1年と数ヶ月
ストレスの毎日でした
生理が来るたびに泣きました

いつか妊娠できる!
そう自分励ましながらも
“もしかしたら一生出来ないかもしれない”
そんな不安や恐怖がいつも付き纏っていました

そんなつらい妊活の日々
色んな方の記事や動画を見て何度励まされたことか!
私も自分の経験を書くことで、誰かを励ましたい!!
と、そこまでは行かなくても、参考になればと思いnoteに書くことにしました


最初に始めたのは…

結婚して、すぐにでも子供が欲しかった私は、まず基礎体温をつけることから始めました
私が使っていた婦人体温計はアラーム機能付きで、これが結構便利
毎朝決まった時間に忘れずに測れました

自分なりになんとなく排卵日を予想してみたり
排卵検査薬を使ってみたり


そんなこんなしてるうちに…

結婚して5ヶ月経った頃
生理が遅れていたので、生理予定日から1週間後に妊娠検査薬で調べてみると、なんと“陽性”
それはそれは嬉しかったのを覚えています

病院で診てもらってはっきりしてからの方がいいと思い、とりあえず夫には言わず、数日後に受診
しかし、まだ胎嚢は確認できず…
1週間後にまた来てくださいと言われ、その日は帰りました

夫に早く報告したい気持ちでしたが、やはり胎嚢を確認できてからにしようと、早る気持ちを抑え過ごしていました


しかし4日後、腹痛が…

朝起きると、なんだかお腹が痛い
なんだろうな、なんだろうな、と思っているうちに出血
それも生理の時くらいの

とりあえず病院に電話し、心配なら来てくださいと言われすぐに受診
尿検査をして、先生から言われたのは「妊娠反応がなく陰性です」

「化学流産といって良くあることだから」
と言われました
先生としてはショックを受けないように言ってくれたのかもしれませんが、私としては「良くあること」と軽く言われたのはショックでした
とにかく病院では泣かないようになんとか堪え、急いで帰宅

家に着き、泣きながら夫に報告
夫は1人で病院へ行ったことを「怖かったでしょう」と言って慰めてくれました


タイミング療法

そこから、私は婦人科に通うことを決めました
ホルモンの検査をしたところ、検査ホルモンバランスが悪いことがわかり、カバサールという薬を飲み始めました(週に一回飲むお薬です)
あとは排卵日近くに病院に行き、排卵促進剤の注射を打ってタイミングを合わせるという、いわゆるタイミング療法を始めたのです
(エコーで卵胞の大きさをみて排卵日を大体予測できるようです)

ですが……
この注射がなかなかに痛い!
お尻に打つのですが、本当に痛くて毎回憂鬱でした
そんな痛い思いをしたのに、夫が仕事で忙しくタイミングを合わせられない時の怒りったらないです 笑
今となっては笑い話にできますが、その時は自分1人で頑張ってなんだか惨めな気持ちでした

そこからは
注射の痛みに耐え
生理が来るたびに泣き
次こそはと、期待を持ちつつもなかなか妊娠できないことに焦る日々…

精神的にかなり参ってたように思います
テレビで赤ちゃんや妊婦さんの話題を見るのも嫌でした
もちろん外で赤ちゃんを抱っこしてるお母さんや妊婦さんを見るのも辛かったです
なんで私は妊娠できないんだろう と
1年くらいそんな日々を過ごしました


今回はダメだと思ったら…

いつものように病院へ行き、エコーをすると排卵しそうな大きさでは無いから、今回はもう排卵しちゃったかなと言われ、注射もせず帰宅

月に一回しか排卵しない
タイミングが合ったとしても受精、着床する確率は20%程度と低い

そんなふうに考えていたので、変に焦るばかり
今回はタイミングを逃してしてしまい、挑戦することすらできなかった、と落ち込んでいました

しかし、次の生理が予定日になってもなかなか来ません
薬を飲んでたからか、いつもそこまでずれることなく来ていたので、これはもしやと思いました
とりあえず1週間後、検査薬実施…
結果は……陽性でした!

またぬか喜びにならないように、とりあえず気持ちを落ち着かせ
あまり早く行っても胎嚢が確認できないので、1週間空けてから病院へ

今回は胎嚢を確認することができ、ほっと一安心
しかし、流産するかもしれないという不安は完全にはなくなりませんね
それでも、やはり嬉しいもので、帰って夫に報告!
とりあえず一歩前に進んだと、2人で喜びました


と、私の妊活はこんな感じでした

子は授かりものとは本当にその通りです
妊娠から出産からみんな当たり前にしていることのようですが、そんなことはありませんでした
その時は自分のことで頭がいっぱいでしたが、今は妊活を頑張ってる方々を応援したい気持ちでいっぱいです
妊活をしてる方、頑張ってる皆さんの元に可愛い赤ちゃんが来てくれることを心より祈っています

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?